2026年10月時点で最新の観光庁「インバウンド消費動向調査」の2025年暦年の確報(2026年3月公表)の訪問地別集計(地域調査)をもとに、リピーター(日本への来訪が2回目以上)の訪日客の割合が高い都道府県をランキングにしました。1位は山形県(88.2%)です。
観光庁の「インバウンド消費動向調査」(2025年暦年・確報)の訪問地別の集計(地域調査)によると、訪れた訪日客のうち日本への来訪が2回目以上のリピーターの割合は、回答者が500人以上の34都道府県の中で、山形県が88.2%で最も高く、宮城県(85.9%)、熊本県(84.6%)、福岡県(84.4%)、大分県(84.2%)が続きます。最も低いのは奈良県(34.4%)で、初めて日本に来た人が65.6%を占めます。
34都道府県のうち、リピーターが5割を超えるのは29都道府県で、奈良県・広島県・山梨県・京都府・石川県の5府県は、初めての人が過半数です。回答者が500人未満の13県(岩手県・秋田県など)は、標本が小さいため順位に入れず、参考値として別に示します。
ランキングの評価方法

- 出典:観光庁「インバウンド消費動向調査」の2025年暦年(確報)集計表「表1-3 訪問地(都道府県47区分および地方運輸局等10区分)別 回答者属性および旅行内容」の「日本への来訪回数」(地域調査【B1】)。
- 指標:リピーターの割合(%)=100−「1回目」の割合。「日本への来訪回数」は、今回の旅行を含めて日本に来た回数(1回目・2回目・…・20回以上)で、その県を訪れた訪日客(一般客)のうちの構成比です。観光庁の集計では、入国・出国した空港・港のある都道府県も訪問地に含まれます(集計表の注意書き)。10回目以上の割合は「10〜19回」と「20回以上」の合計です。
- 順位の対象:回答者(重み付け前)が500人以上の34都道府県です。500人未満の13県(岩手県・秋田県・佐賀県・宮崎県・島根県・徳島県・山口県・鳥取県・福島県・愛媛県・福井県・群馬県・高知県)は、標本が小さく誤差が大きいため順位に入れていません(参考値として別の表に示します)。
- 確かめたこと:47都道府県すべてで、来訪回数の8区分の構成比の合計が100%になることを確かめました。34都道府県の値は、集計表のExcelを別の読み方で読み直して照らしています。
- 表示の桁:割合は小数第1位までの表示です。CSVの来訪回数の8区分を足しても100.0%にならないのは24都道府県(99.9〜100.2%)、「10〜19回」と「20回以上」を足した値が「10回目以上」と0.1ポイント違うのは11都道府県です(「10回目以上」と解説の「5回目以上」は、丸める前の値を足してから四捨五入しています)。
- 調査の方法:観光庁が全国の主な空港・港で、出国する訪日客(一般客)に聞いた「地域調査」の結果です。集計値は全国調査の国籍・地域別の訪日客数に合わせて重み付け(ウェイトバック)した値で、回答者数は重み付け前の数です(集計表の注意書き)。
- 注意:1人の訪日客が複数の都道府県を訪れるため、都道府県ごとの回答者数を足しても全国の回答者数にはなりません。訪問地別の値(地域調査【B1】)と、国・地域別の記事の値(全国調査【A1】)は、別の調査の値のため、直接は比べられません。政府統計の数値は「政府標準利用規約(第2.0版)」に基づいて利用し、本サイトで加工・集計しています。
TOP10(リピーターの割合)
| 順位 | 都道府県 | リピーターの割合 | 初めて(1回目) | 10回目以上 | 回答者数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 山形県 | 88.2% | 11.8% | 34.6% | 508人 |
| 2 | 宮城県 | 85.9% | 14.1% | 34.9% | 1,124人 |
| 3 | 熊本県 | 84.6% | 15.4% | 20.6% | 1,482人 |
| 4 | 福岡県 | 84.4% | 15.6% | 21.2% | 8,094人 |
| 5 | 大分県 | 84.2% | 15.8% | 17.6% | 2,442人 |
| 6 | 青森県 | 83.3% | 16.7% | 31.7% | 682人 |
| 7 | 北海道 | 82.5% | 17.5% | 16.2% | 5,641人 |
| 8 | 香川県 | 82.3% | 17.7% | 30.4% | 1,074人 |
| 9 | 鹿児島県 | 81.0% | 19.0% | 27.2% | 595人 |
| 10 | 新潟県 | 80.7% | 19.3% | 23.8% | 711人 |

1〜10位の解説
第1位 山形県(88.2%)

山形県を訪れた訪日客のうち、日本への来訪が2回目以上のリピーターは88.2%で、初めての人は11.8%です。5回目以上は63.1%、10回目以上は34.6%でした。回答者は508人です。
第2位 宮城県(85.9%)

宮城県を訪れた訪日客のうち、日本への来訪が2回目以上のリピーターは85.9%で、初めての人は14.1%です。5回目以上は63.0%、10回目以上は34.9%でした。回答者は1,124人です。
第3位 熊本県(84.6%)

熊本県を訪れた訪日客のうち、日本への来訪が2回目以上のリピーターは84.6%で、初めての人は15.4%です。5回目以上は45.8%、10回目以上は20.6%でした。回答者は1,482人です。
第4位 福岡県(84.4%)

福岡県を訪れた訪日客のうち、日本への来訪が2回目以上のリピーターは84.4%で、初めての人は15.6%です。5回目以上は44.6%、10回目以上は21.2%でした。回答者は8,094人です。
第5位 大分県(84.2%)

大分県を訪れた訪日客のうち、日本への来訪が2回目以上のリピーターは84.2%で、初めての人は15.8%です。5回目以上は40.5%、10回目以上は17.6%でした。回答者は2,442人です。
第6位 青森県(83.3%)

青森県を訪れた訪日客のうち、日本への来訪が2回目以上のリピーターは83.3%で、初めての人は16.7%です。5回目以上は57.8%、10回目以上は31.7%でした。回答者は682人です。
第7位 北海道(82.5%)

北海道を訪れた訪日客のうち、日本への来訪が2回目以上のリピーターは82.5%で、初めての人は17.5%です。5回目以上は39.9%、10回目以上は16.2%でした。回答者は5,641人です。
第8位 香川県(82.3%)

香川県を訪れた訪日客のうち、日本への来訪が2回目以上のリピーターは82.3%で、初めての人は17.7%です。5回目以上は56.7%、10回目以上は30.4%でした。回答者は1,074人です。
第9位 鹿児島県(81.0%)

鹿児島県を訪れた訪日客のうち、日本への来訪が2回目以上のリピーターは81.0%で、初めての人は19.0%です。5回目以上は47.7%、10回目以上は27.2%でした。回答者は595人です。
第10位 新潟県(80.7%)

新潟県を訪れた訪日客のうち、日本への来訪が2回目以上のリピーターは80.7%で、初めての人は19.3%です。5回目以上は48.2%、10回目以上は23.8%でした。回答者は711人です。
初めての訪日客が多い都道府県
| 順位 | 都道府県 | 初めて(1回目) | リピーター | 回答者数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 奈良県 | 65.6% | 34.4% | 9,271人 |
| 2 | 広島県 | 63.4% | 36.6% | 4,057人 |
| 3 | 山梨県 | 60.3% | 39.7% | 8,313人 |
| 4 | 京都府 | 57.2% | 42.8% | 31,146人 |
| 5 | 石川県 | 50.1% | 49.9% | 2,641人 |
リピーターの割合が低いのは奈良県(34.4%)、広島県(36.6%)、山梨県(39.7%)、京都府(42.8%)、石川県(49.9%)です。本記事は訪れた県ごとの来訪回数の構成比を示すもので、その理由は統計からはわかりません。
10回目以上の訪日客が多い都道府県
| 順位 | 都道府県 | 10回目以上 | リピーター | 回答者数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 宮城県 | 34.9% | 85.9% | 1,124人 |
| 2 | 山形県 | 34.6% | 88.2% | 508人 |
| 3 | 青森県 | 31.7% | 83.3% | 682人 |
| 4 | 香川県 | 30.4% | 82.3% | 1,074人 |
| 5 | 三重県 | 30.1% | 78.9% | 970人 |
10回目以上の割合は宮城県(34.9%)、山形県(34.6%)、青森県(31.7%)の順で、リピーターの割合が高い県と必ずしも同じ顔ぶれではありません。
回答者が500人未満の県(参考値)
| 都道府県 | リピーター | 初めて(1回目) | 10回目以上 | 回答者数 |
|---|---|---|---|---|
| 岩手県 | 94.5% | 5.5% | 41.9% | 373人 |
| 秋田県 | 90.9% | 9.1% | 35.0% | 274人 |
| 佐賀県 | 89.2% | 10.8% | 33.1% | 483人 |
| 宮崎県 | 87.1% | 12.9% | 26.0% | 291人 |
| 島根県 | 83.8% | 16.2% | 41.5% | 177人 |
| 徳島県 | 83.1% | 16.9% | 37.7% | 233人 |
| 山口県 | 81.9% | 18.1% | 26.0% | 421人 |
| 鳥取県 | 81.7% | 18.3% | 32.2% | 425人 |
| 福島県 | 81.3% | 18.7% | 26.6% | 471人 |
| 愛媛県 | 80.6% | 19.4% | 32.6% | 361人 |
| 福井県 | 78.0% | 22.0% | 27.4% | 268人 |
| 群馬県 | 71.6% | 28.4% | 22.7% | 494人 |
| 高知県 | 53.2% | 46.8% | 18.3% | 239人 |
回答者が500人未満の13県のリピーターの割合は、岩手県(94.5%・373人)、秋田県(90.9%・274人)のように高いものがありますが、標本が小さく誤差が大きいため、順位には入れていません。
回答者500人以上の34都道府県の一覧
| 順位 | 都道府県 | リピーターの割合 | 初めて(1回目) | 10回目以上 | 回答者数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 山形県 | 88.2% | 11.8% | 34.6% | 508人 |
| 2 | 宮城県 | 85.9% | 14.1% | 34.9% | 1,124人 |
| 3 | 熊本県 | 84.6% | 15.4% | 20.6% | 1,482人 |
| 4 | 福岡県 | 84.4% | 15.6% | 21.2% | 8,094人 |
| 5 | 大分県 | 84.2% | 15.8% | 17.6% | 2,442人 |
| 6 | 青森県 | 83.3% | 16.7% | 31.7% | 682人 |
| 7 | 北海道 | 82.5% | 17.5% | 16.2% | 5,641人 |
| 8 | 香川県 | 82.3% | 17.7% | 30.4% | 1,074人 |
| 9 | 鹿児島県 | 81.0% | 19.0% | 27.2% | 595人 |
| 10 | 新潟県 | 80.7% | 19.3% | 23.8% | 711人 |
| 11 | 富山県 | 79.9% | 20.1% | 22.3% | 1,404人 |
| 12 | 沖縄県 | 79.0% | 21.0% | 14.3% | 2,461人 |
| 13 | 三重県 | 78.9% | 21.1% | 30.1% | 970人 |
| 14 | 岡山県 | 76.0% | 24.0% | 27.8% | 1,091人 |
| 15 | 長崎県 | 73.8% | 26.2% | 21.2% | 962人 |
| 16 | 茨城県 | 71.3% | 28.7% | 22.2% | 876人 |
| 17 | 滋賀県 | 70.8% | 29.2% | 23.3% | 664人 |
| 18 | 埼玉県 | 70.4% | 29.6% | 18.3% | 1,174人 |
| 19 | 愛知県 | 67.4% | 32.6% | 19.7% | 9,008人 |
| 20 | 長野県 | 61.6% | 38.4% | 16.4% | 3,466人 |
| 21 | 岐阜県 | 60.8% | 39.2% | 15.3% | 4,317人 |
| 22 | 兵庫県 | 60.6% | 39.4% | 13.1% | 5,530人 |
| 23 | 和歌山県 | 58.8% | 41.2% | 16.4% | 1,262人 |
| 24 | 栃木県 | 57.7% | 42.3% | 13.7% | 1,207人 |
| 25 | 千葉県 | 56.0% | 44.0% | 11.0% | 38,675人 |
| 26 | 静岡県 | 54.6% | 45.4% | 13.6% | 3,960人 |
| 27 | 東京都 | 53.2% | 46.8% | 11.2% | 52,735人 |
| 28 | 大阪府 | 52.1% | 47.9% | 9.2% | 44,697人 |
| 29 | 神奈川県 | 51.8% | 48.2% | 10.6% | 9,474人 |
| 30 | 石川県 | 49.9% | 50.1% | 11.4% | 2,641人 |
| 31 | 京都府 | 42.8% | 57.2% | 6.0% | 31,146人 |
| 32 | 山梨県 | 39.7% | 60.3% | 6.3% | 8,313人 |
| 33 | 広島県 | 36.6% | 63.4% | 7.9% | 4,057人 |
| 34 | 奈良県 | 34.4% | 65.6% | 4.5% | 9,271人 |
よくある質問
- リピーターの訪日客が一番多い都道府県は?
-
回答者が500人以上の34都道府県では山形県で、リピーター(来訪が2回目以上)の割合は88.2%です(2025年)。宮城県(85.9%)、熊本県(84.6%)が続きます。
- 初めての訪日客が多い都道府県は?
-
初めて(1回目)の割合が高いのは奈良県(65.6%)、広島県(63.4%)、山梨県(60.3%)、京都府(57.2%)です。
- リピーターとはどういう人ですか?
-
本記事では、今回の旅行を含めて日本に来た回数が2回目以上の人です。観光庁の調査で、日本への来訪回数を聞いた結果を使っています。
- 回答者が500人未満の県はなぜ順位に入っていませんか?
-
標本が小さく、割合の誤差が大きいためです。岩手県・秋田県・佐賀県・宮崎県・島根県・徳島県・山口県・鳥取県・福島県・愛媛県・福井県・群馬県・高知県の13県は参考値として別の表に示しています。
- 国・地域別のリピーターは?
-
全国調査をもとにした国・地域別の来訪回数は、別の記事で比べています。訪問地別(地域調査【B1】)の値とは別の調査(全国調査【A1】)の値のため、直接は比べられません。
- データはどこで確認できますか?
-
観光庁「インバウンド消費動向調査」のページで、年間の集計表(Excel)と年次報告書(PDF)を誰でも見られます。本記事の47都道府県の値はCSVでも公開しています。
まとめ
リピーターの訪日客の割合は山形県(88.2%)・宮城県・熊本県で高く、奈良県(34.4%)・広島県・山梨県は初めての人が多くなっています。インバウンド・パワーランキングでは、公的統計をもとに訪日客の行動を都道府県別にも比べて公開していきます。
出典・データ
- 観光庁「インバウンド消費動向調査」
- インバウンド消費動向調査 2025年暦年(確報)集計表(Excel・2026年3月31日)。2026年10月8日に一部の統計表が修正されました(この記事の数字は修正後の表で確かめました)
- 照らした資料:観光庁「インバウンド消費動向調査 2025年暦年(確報)集計表」表1-3「訪問地別 回答者属性および旅行内容」の「日本への来訪回数」(地域調査【B1】)(公表:2026-03-31)
- このランキングの全データ(CSV)
更新・訂正の履歴
- 2026年10月25日:都道府県別の地図の色の段を、地図に書く整数(表の値を四捨五入した値)で分けました。兵庫県(60.6%)と岐阜県(60.8%)はどちらも61%、神奈川県(51.8%)と大阪府(52.1%)はどちらも52%ですが、前は丸める前の値で段を分けていたため別の色になっていました(兵庫県を「61%〜76%」、神奈川県を「52%〜61%」の色にしました)。導入の「リピーターが5割を超えるのは29都道府県」は順位の対象の34都道府県の中の数なので「34都道府県のうち」と書きました(回答者500人未満の13県も5割を超えています)。評価方法に、観光庁の集計では入国・出国した空港・港のある都道府県も訪問地に含まれること(集計表の注意書き)と、CSVの割合を足したときの表示の桁の注を書きました。出典の集計表に、2026年10月8日に一部の統計表が修正されたこと(この記事の数字は修正後の表で確かめたこと)を書きました。数字と順位は変わりません。
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図表のご利用について
本ページの図表・数値は、出典「インバウンド・パワーランキング(株式会社パプリカ)」と明記いただければ、報道・資料などでご利用いただけます。画面・紙面での表記の例:「出典:インバウンド・パワーランキング(株式会社パプリカ)」。
高解像度の画像や集計データが必要な場合は、株式会社パプリカ(info@inport.co.jp)までご連絡ください。それぞれの順位の元になった公表資料(どの表のどの行か)も、お問い合わせいただければお示しします。
数字は公表元の資料と照らして確かめています(最終確認:2026年10月25日)。
公開:2026年10月25日

