訪日客が1泊でお金を使う都道府県ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確報・2026年4〜6月期速報

訪日客が1泊でお金を使う都道府県ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確報・2026年4〜6月期速報 1位 東京都 27,643円

2026年10月時点で最新の観光庁「インバウンド消費動向調査」の2025年暦年の確報(2026年3月公表)と2026年4〜6月期の2次速報(2026年9月公表)をもとに、訪日客がその都道府県で使ったお金を1泊当たりにして、高い都道府県をランキングにしました。1位は東京都(27,643円)です。

観光庁の「インバウンド消費動向調査」(2025年暦年・確報)の訪問地別の集計によると、訪日客がその都道府県で使ったお金を1泊当たりにすると、東京都が27,643円で最も多く、沖縄県(25,777円)、大阪府(25,651円)、福岡県(23,172円)、山形県(22,730円)が続きました(県内の平均泊数が1泊以上の44都道府県)。

観光庁の表では成田空港がある千葉県が31,954円で最も高くなりますが、千葉県は県内の平均泊数が0.56泊と短く、千葉県で宿泊費を払った人は訪問者の8.7%、県内で使ったお金の51%が買物代でした。奈良県・山梨県も平均泊数が1泊未満(0.38泊・0.98泊)のため、この3県は1泊当たりの値が大きく出ることから順位とは別に示しています。

目次

ランキングの評価方法

訪日客の1人1泊当たり旅行消費単価 都道府県ランキング【2026年最新版】の評価方法
  • 出典:観光庁「インバウンド消費動向調査」の2025年暦年(確報)集計表「表3-4 訪問地(都道府県47区分および地方運輸局等10区分)別 1人1泊当たり旅行消費単価」と、同じ訪問地別の表3-3(1人1回当たり旅行消費単価)・表4-3(平均泊数)・表2-3(費目別購入率および購入者単価)。
  • 指標:その都道府県を訪れた訪日客が、その都道府県で使ったお金(宿泊費・飲食費・県内の交通費・娯楽等サービス費・買物代など)の1泊当たりの平均(円/泊)。国際航空運賃、都道府県の間の移動の交通費、パッケージツアー参加費に含まれる日本国内の支出は含みません(集計表の注意書き)。
  • 旅行消費額の記事との違い:訪日客の旅行消費額が多い都道府県ランキングは、観光庁の【参考表】都道府県別集計による都道府県ごとの旅行消費額の合計と1人1回当たりの消費単価(パッケージツアー参加費に含まれる国内分を含む)です。本記事は集計表の1人1泊当たりの値で、泊数の違いをそろえて比べています。
  • 確かめたこと:表3-4の値が、表3-3の1人1回当たりの旅行消費単価を表4-3の平均泊数で割った値と47都道府県すべてで一致すること、表3-3の値が表2-3の費目ごとの「購入率×購入者単価」の合計と一致することを確かめました。上位の値は、集計表のExcelのデータを直に読む別の計算でも確かめています。
  • 順位から外した県:千葉県・奈良県・山梨県は県内の平均泊数が1泊未満で、空港を通るだけの人や日帰りの人も「訪問」に数えられるため(訪問地には出入国の空港・港の所在地を含む)、1泊当たりにすると値が大きく出ます。観光庁の表の値はそのまま別の表とCSVに載せています。
  • 調査の方法:観光庁が全国の主な空港・港で、出国する訪日客(一般客)に聞いた「地域調査」の結果です。集計値は全国調査の国籍・地域別の訪日客数に合わせて重み付け(ウェイトバック)した値で、回答者数は重み付け前の数です(集計表の注意書き)。
  • 回答者数:都道府県ごとの回答者数は172〜30,827人です。回答者が500人未満の16県(表の※)は誤差が大きい可能性があります(観光庁の年次報告書に都道府県別の標準誤差率があります)。
  • 2026年の値:2026年4〜6月期(2次速報)の集計表(2026年9月30日公表)の同じ表です。四半期の値は回答者が少なく季節の影響も受けるため、年間の値とは分けてご覧ください。
  • 注意:政府統計の数値は「政府標準利用規約(第2.0版)」に基づいて利用し、本サイトで加工・集計しています。

TOP10(1人1泊当たり)

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順位都道府県1人1泊当たり県内の平均泊数1人1回当たり回答者数
1東京都27,643円5.39泊148,932円30,827人
2沖縄県25,777円4.64泊119,525円2,296人
3大阪府25,651円3.51泊90,126円21,376人
4福岡県23,172円4.36泊101,065円7,831人
5山形県※22,730円2.18泊49,605円440人
6新潟県※22,646円3.63泊82,098円468人
7宮城県22,492円3.46泊77,752円965人
8京都府22,317円2.28泊50,939円17,575人
9北海道21,978円6.05泊132,866円5,119人
10香川県21,965円3.25泊71,369円969人
都道府県別 訪日客の1人1泊当たり旅行消費単価(2025年)

1〜10位の解説

第1位 東京都(27,643円)

第1位 東京都:27,643円

東京都を訪れた訪日客が東京都で使ったお金は1人1泊当たり27,643円で、1人1回当たりでは148,932円(県内の平均泊数5.39泊)でした。費目別では宿泊費(1人1回当たり59,644円)が最も多く、買物代(47,590円)が続きます。回答者は30,827人です。

第2位 沖縄県(25,777円)

第2位 沖縄県:25,777円

沖縄県を訪れた訪日客が沖縄県で使ったお金は1人1泊当たり25,777円で、1人1回当たりでは119,525円(県内の平均泊数4.64泊)でした。費目別では宿泊費(1人1回当たり39,981円)が最も多く、買物代(32,905円)が続きます。回答者は2,296人です。

第3位 大阪府(25,651円)

第3位 大阪府:25,651円

大阪府を訪れた訪日客が大阪府で使ったお金は1人1泊当たり25,651円で、1人1回当たりでは90,126円(県内の平均泊数3.51泊)でした。費目別では買物代(1人1回当たり33,269円)が最も多く、宿泊費(29,434円)が続きます。回答者は21,376人です。

第4位 福岡県(23,172円)

第4位 福岡県:23,172円

福岡県を訪れた訪日客が福岡県で使ったお金は1人1泊当たり23,172円で、1人1回当たりでは101,065円(県内の平均泊数4.36泊)でした。費目別では買物代(1人1回当たり37,351円)が最も多く、宿泊費(32,482円)が続きます。回答者は7,831人です。

第5位 山形県(22,730円)

第5位 山形県:22,730円

山形県を訪れた訪日客が山形県で使ったお金は1人1泊当たり22,730円で、1人1回当たりでは49,605円(県内の平均泊数2.18泊)でした。費目別では宿泊費(1人1回当たり25,753円)が最も多く、買物代(9,668円)が続きます。回答者は440人で、少なめのため誤差が大きい可能性があります。

第6位 新潟県(22,646円)

第6位 新潟県:22,646円

新潟県を訪れた訪日客が新潟県で使ったお金は1人1泊当たり22,646円で、1人1回当たりでは82,098円(県内の平均泊数3.63泊)でした。費目別では宿泊費(1人1回当たり35,547円)が最も多く、飲食費(19,660円)が続きます。回答者は468人で、少なめのため誤差が大きい可能性があります。

第7位 宮城県(22,492円)

第7位 宮城県:22,492円

宮城県を訪れた訪日客が宮城県で使ったお金は1人1泊当たり22,492円で、1人1回当たりでは77,752円(県内の平均泊数3.46泊)でした。費目別では宿泊費(1人1回当たり27,236円)が最も多く、買物代(26,549円)が続きます。回答者は965人です。

第8位 京都府(22,317円)

第8位 京都府:22,317円

京都府を訪れた訪日客が京都府で使ったお金は1人1泊当たり22,317円で、1人1回当たりでは50,939円(県内の平均泊数2.28泊)でした。費目別では宿泊費(1人1回当たり23,317円)が最も多く、飲食費(13,490円)が続きます。回答者は17,575人です。

第9位 北海道(21,978円)

第9位 北海道:21,978円

北海道を訪れた訪日客が北海道で使ったお金は1人1泊当たり21,978円で、1人1回当たりでは132,866円(県内の平均泊数6.05泊)でした。費目別では宿泊費(1人1回当たり53,855円)が最も多く、買物代(36,850円)が続きます。回答者は5,119人です。

第10位 香川県(21,965円)

第10位 香川県:21,965円

香川県を訪れた訪日客が香川県で使ったお金は1人1泊当たり21,965円で、1人1回当たりでは71,369円(県内の平均泊数3.25泊)でした。費目別では宿泊費(1人1回当たり30,340円)が最も多く、買物代(18,324円)が続きます。回答者は969人です。

平均泊数が1泊未満の3県(観光庁の表の値)

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都道府県1人1泊当たり県内の平均泊数1人1回当たり宿泊費を払った人使ったお金に占める買物代
千葉県31,954円0.56泊17,852円8.7%51%
奈良県24,469円0.38泊9,348円9.7%25%
山梨県20,154円0.98泊19,744円29.7%18%

観光庁の表3-4をそのまま並べると、1位は千葉県(31,954円)です。ただし千葉県は成田空港を通るだけの人も訪問者に数えられ、県内で泊まる人が少ないため、県内で使ったお金(51%が買物代)を短い泊数で割ることになり、1泊当たりの値が大きくなります。奈良県・山梨県も宿泊費を払った人は訪問者の9.7%・29.7%にとどまります。1回の訪問で使うお金(1人1回当たり)は、千葉県17,852円、奈良県9,348円、山梨県19,744円です。

使ったお金の内訳(上位10都道府県・1人1回当たり)

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都道府県宿泊費飲食費県内の交通費娯楽等サービス費買物代
東京都59,644円31,899円4,287円5,426円47,590円
沖縄県39,981円27,575円13,228円5,826円32,905円
大阪府29,434円20,138円1,843円5,394円33,269円
福岡県32,482円25,581円2,662円2,758円37,351円
山形県25,753円9,391円1,728円3,048円9,668円
新潟県35,547円19,660円2,756円15,021円9,113円
宮城県27,236円15,962円1,831円6,146円26,549円
京都府23,317円13,490円1,670円2,055円10,399円
北海道53,855円32,761円2,794円6,525円36,850円
香川県30,340円17,796円1,717円3,066円18,324円

1回の訪問で使うお金は、東京都(148,932円)・北海道(132,866円)・沖縄県(119,525円)のように長く泊まる地域ほど大きくなります。1泊当たりにそろえると、宿泊費と買物代の大きい都市部と、沖縄県が上位に並びます。費目の金額は、表2-3の購入率に購入者単価を掛けた値です。

2026年4〜6月期(2次速報)の値(2025年の上位10都道府県)

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都道府県2025年2026年4〜6月期(2次速報)2026年4〜6月期(2次速報)の平均泊数2026年4〜6月期(2次速報)の回答者数
東京都27,643円30,441円5.34泊7,622人
沖縄県25,777円25,868円4.36泊601人
大阪府25,651円24,428円3.73泊4,990人
福岡県23,172円25,385円4.48泊2,016人
山形県22,730円11,047円2.45泊79人
新潟県22,646円12,250円8.22泊72人
宮城県22,492円26,014円3.15泊272人
京都府22,317円23,686円2.46泊4,315人
北海道21,978円17,122円7.47泊1,101人
香川県21,965円21,002円2.64泊254人

2026年4〜6月期(2次速報)では、東京都が30,441円(2025年は27,643円)でした。2025年の上位10都道府県のうち5都道府県は2025年の値を上回っています。四半期の値は回答者が少なく、季節の影響も受けるため、年間の値と分けてご覧ください。

47都道府県の一覧

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順位都道府県1人1泊当たり県内の平均泊数1人1回当たり回答者数
対象外千葉県31,954円0.56泊17,852円20,494人
1東京都27,643円5.39泊148,932円30,827人
2沖縄県25,777円4.64泊119,525円2,296人
3大阪府25,651円3.51泊90,126円21,376人
対象外奈良県24,469円0.38泊9,348円9,152人
4福岡県23,172円4.36泊101,065円7,831人
5山形県※22,730円2.18泊49,605円440人
6新潟県※22,646円3.63泊82,098円468人
7宮城県22,492円3.46泊77,752円965人
8京都府22,317円2.28泊50,939円17,575人
9北海道21,978円6.05泊132,866円5,119人
10香川県21,965円3.25泊71,369円969人
11長野県21,290円3.05泊64,891円2,636人
12静岡県20,550円2.21泊45,394円3,745人
対象外山梨県20,154円0.98泊19,744円6,028人
13鳥取県※19,168円2.27泊43,585円384人
14愛知県18,694円4.71泊88,019円8,307人
15佐賀県※18,421円2.21泊40,657円477人
16青森県18,238円2.97泊54,115円637人
17石川県17,439円2.39泊41,604円2,336人
18神奈川県17,387円2.93泊50,917円6,892人
19広島県17,349円2.51泊43,552円3,408人
20三重県17,089円2.77泊47,358円919人
21岩手県※16,213円2.37泊38,492円346人
22大分県15,894円1.72泊27,371円2,391人
23栃木県15,706円2.21泊34,647円1,025人
24富山県15,266円2.07泊31,648円1,354人
25和歌山県15,051円3.20泊48,167円783人
26岐阜県14,672円2.30泊33,697円3,964人
27群馬県※13,797円4.00泊55,234円356人
28福島県※12,835円3.35泊42,998円397人
29岡山県12,672円4.02泊50,983円931人
30兵庫県12,481円2.99泊37,341円4,460人
31熊本県12,176円3.12泊37,943円1,433人
32鹿児島県11,735円5.37泊62,964円563人
33愛媛県※10,706円4.14泊44,293円337人
34徳島県※10,312円3.33泊34,323円218人
35島根県※9,773円3.75泊36,622円172人
36長崎県9,732円4.02泊39,079円913人
37埼玉県8,835円8.23泊72,731円777人
38山口県※8,440円4.79泊40,414円414人
39高知県※8,271円3.78泊31,251円220人
40秋田県※7,394円3.53泊26,082円258人
41茨城県6,109円10.71泊65,399円698人
42宮崎県※6,020円6.78泊40,815円286人
43福井県※5,626円7.01泊39,427円247人
44滋賀県※5,456円6.47泊35,292円448人

よくある質問

訪日客が1泊で一番お金を使う都道府県は?

東京都で、1人1泊当たり27,643円です(2025年・県内の平均泊数が1泊以上の都道府県)。沖縄県(25,777円)、大阪府(25,651円)が続きます。

千葉県が順位に入っていないのはなぜですか?

観光庁の表では千葉県が31,954円で最も高い値ですが、県内の平均泊数が0.56泊と短く、成田空港を通るだけの人も訪問者に数えられるためです。宿泊費を払った人は訪問者の8.7%で、使ったお金の51%が買物代でした。同じ理由で奈良県・山梨県も別の表に示しています。

「1人1回当たり」の旅行消費額とは何が違いますか?

1回の訪問で使うお金は、長く泊まる地域ほど大きくなります。1泊当たりにそろえると、泊数の違いを除いて比べられます。都道府県ごとの旅行消費額の合計と1人当たりの消費単価は訪日客の旅行消費額が多い都道府県ランキング(観光庁の都道府県別の参考表)にまとめています。

1泊当たりの金額には何が含まれますか?

その都道府県で使った宿泊費・飲食費・県内の交通費・娯楽等サービス費・買物代などです。国際航空運賃、都道府県の間の移動の交通費、パッケージツアー参加費に含まれる日本国内の支出は含みません。

2026年はどうですか?

2026年4〜6月期(2次速報)では、東京都が30,441円、沖縄県が25,868円、大阪府が24,428円でした。四半期の値は回答者が少なく、年間の値より大きく動きます。

データはどこで確認できますか?

観光庁「インバウンド消費動向調査」のページで、年間の集計表(Excel)と年次報告書(PDF)を誰でも見られます。本記事の47都道府県の値と費目の内訳はCSVでも公開しています。

まとめ

2025年に訪日客がその都道府県で使ったお金を1泊当たりにすると、東京都・沖縄県・大阪府が上位でした。空港がある県や日帰りの多い県は1泊当たりの値が大きく出るため、泊数とあわせて見ることが大切です。インバウンド・パワーランキングでは、公的統計をもとに地域ごとの訪日消費を続けて公開していきます。

出典・データ

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図表のご利用について

本ページの図表・数値は、出典「インバウンド・パワーランキング(株式会社パプリカ)」と明記いただければ、報道・資料などでご利用いただけます。画面・紙面での表記の例:「出典:インバウンド・パワーランキング(株式会社パプリカ)」。

高解像度の画像や集計データが必要な場合は、株式会社パプリカ(info@inport.co.jp)までご連絡ください。それぞれの順位の元になった公表資料(どの表のどの行か)も、お問い合わせいただければお示しします。

数字は公表元の資料と照らして確かめています(最終確認:2026年10月24日)。

公開:2026年10月22日

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この記事を書いた人

株式会社パプリカ 代表取締役。金沢大学 非常勤講師。観光庁・JNTO などの公的統計をもとに、訪日インバウンドのデータ分析と情報発信を行う。

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