訪日客が旅行前に役立てた情報源ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確報・2026年4〜6月期速報

訪日客が旅行前に役立てた情報源ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確報・2026年4〜6月期速報 1位 SNS 43.3%

2026年11月時点で最新の観光庁「インバウンド消費動向調査」の2025年暦年の確報(2026年3月公表)と2026年4〜6月期の2次速報(2026年9月公表)をもとに、訪日客が日本への旅行の前に「役に立った」と答えた情報源をランキングにしました。1位はSNS(43.3%)です。

観光庁の「インバウンド消費動向調査」(2025年暦年・確報)によると、訪日客が出発前に役に立った旅行情報源(複数回答)は、SNSが43.3%で最も多く、動画サイト(39.6%)、個人のブログ(23.9%)、自国の親族・知人(19.9%)が続きました。テレビ番組は5.0%、旅行ガイドブックは8.1%、新聞は0.7%でした。

20の国・地域別の1位は、動画サイトが11(台湾・香港・タイ・シンガポールなど)、SNSが7(韓国・中国・マレーシア・インドネシアなど)、自国の親族・知人が2(英国・ドイツ)です。2026年4〜6月期(2次速報)ではSNSが47.1%でした(2025年の年間は43.3%。四半期と年間の値で、2026年は項目の例示に「X」が加わっているため、そのまま比べられません)。

目次

ランキングの評価方法

訪日客が出発前に役立てた旅行情報源ランキング【2026年最新版】の評価方法
  • 出典:観光庁「インバウンド消費動向調査」の2025年暦年(確報)集計表「参考3 訪日旅行に関する意識(満足度など)」と年次報告書の図表5-1・5-2。
  • 指標:出発前に役に立った旅行情報源としてその項目を挙げた人の割合(%・複数回答)。「その他」「特になし」は順位から除きました。
  • 確かめたこと:年次報告書の図表5-1(SNS43.3%・動画サイト39.6%・個人のブログ23.9%)と集計表の値が一致することを確かめました。
  • 調査の方法:観光庁が全国の主な空港・港で、出国する訪日外国人(クルーズ客を除く一般客)に聞き取った標本調査です。集計値は国籍・地域や出国港ごとの訪日客数で重み付け(ウェイトバック)した値で、回答者数は重み付け前の数です(集計表の注意書き)。
  • 回答者数:国・地域ごとの回答者数は199〜5,305人です。ロシア(199人)、イタリア(391人)、ドイツ(437人)、シンガポール(440人)、インド(443人)、スペイン(449人)、フランス(462人)は回答者が少なく、誤差が大きい可能性があります。
  • 2026年の値:2026年4〜6月期(2次速報)の集計表(2026年9月30日公表)の同じ表です。SNSの例示は「Facebook/X(Twitter)/微信等」に変わっています。
  • 順位の付け方:観光庁の集計表に出ている値(表示の桁)で順位を付けています。同じ値は同じ順位です。
  • 注意:政府統計の数値は「政府標準利用規約(第2.0版)」に基づいて利用し、本サイトで加工・集計しています。

ランキング(出発前に役に立った情報源)

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順位情報源割合一番高い国・地域
1SNS(Facebook・Twitter・微信など)43.3%中国(49.4%)
2動画サイト(YouTube・愛奇芸など)39.6%シンガポール※(49.7%)
3個人のブログ23.9%韓国(42.9%)
4自国の親族・知人19.9%ドイツ※(43.3%)
5日本在住の親族・知人12.8%ベトナム(24.9%)
6日本政府観光局ホームページ12.2%英国(30.9%)
7旅行会社ホームページ11.8%スペイン※(25.1%)
8宿泊施設ホームページ11.1%英国(32.6%)
9口コミサイト(トリップアドバイザーなど)11.0%ロシア※(40.3%)
10宿泊予約サイト10.5%ロシア※(34.1%)
11航空会社ホームページ8.8%英国(29.8%)
12その他インターネット8.7%カナダ(19.0%)
13旅行ガイドブック8.1%ドイツ※(32.6%)
14テレビ番組5.0%台湾(10.8%)
15地方観光協会ホームページ4.9%英国(14.3%)
16旅行会社パンフレット4.7%英国(17.7%)
17旅行専門誌3.6%英国(11.8%)
18日本政府観光局の案内所1.6%タイ(6.2%)
19旅行の展示会や見本市0.9%タイ(3.8%)
20新聞0.7%スペイン※(4.5%)
21その他雑誌0.3%ロシア※(6.9%)

※は2025年の回答者が500人未満の国・地域です。回答者が少ないため、誤差が大きい可能性があります。

訪日客が出発前に役立てた旅行情報源(2025年)

1〜10位の解説

第1位 SNS(Facebook・Twitter・微信など)(43.3%)

第1位 SNS:43.3%

訪日客の43.3%が、出発前に役に立った情報源として「SNS(Facebook・Twitter・微信など)」を挙げました(複数回答)。国・地域別では中国(49.4%)、インドネシア(49.1%)で高く、インド※(24.1%)で低くなっています。韓国・中国・マレーシア・インドネシア・フィリピンなど7の国・地域では1位の情報源です。※は回答者が500人未満で、誤差が大きい値です。

第2位 動画サイト(YouTube・愛奇芸など)(39.6%)

第2位 動画サイト:39.6%

訪日客の39.6%が、出発前に役に立った情報源として「動画サイト(YouTube・愛奇芸など)」を挙げました(複数回答)。国・地域別ではシンガポール※(49.7%)、香港(48.8%)で高く、ベトナム(21.3%)で低くなっています。台湾・香港・タイ・シンガポール※・インド※など11の国・地域では1位の情報源です。※は回答者が500人未満で、誤差が大きい値です。

第3位 個人のブログ(23.9%)

第3位 個人のブログ:23.9%

訪日客の23.9%が、出発前に役に立った情報源として「個人のブログ」を挙げました(複数回答)。国・地域別では韓国(42.9%)、ロシア※(37.0%)で高く、ベトナム(6.1%)で低くなっています。※は回答者が500人未満で、誤差が大きい値です。

第4位 自国の親族・知人(19.9%)

第4位 自国の親族・知人:19.9%

訪日客の19.9%が、出発前に役に立った情報源として「自国の親族・知人」を挙げました(複数回答)。国・地域別ではドイツ※(43.3%)、英国(41.5%)で高く、韓国(9.1%)で低くなっています。英国・ドイツ※では1位の情報源です。※は回答者が500人未満で、誤差が大きい値です。

第5位 日本在住の親族・知人(12.8%)

第5位 日本在住の親族・知人:12.8%

訪日客の12.8%が、出発前に役に立った情報源として「日本在住の親族・知人」を挙げました(複数回答)。国・地域別ではベトナム(24.9%)、インド※(24.7%)で高く、ロシア※(3.7%)で低くなっています。※は回答者が500人未満で、誤差が大きい値です。

第6位 日本政府観光局ホームページ(12.2%)

第6位 日本政府観光局ホームページ:12.2%

訪日客の12.2%が、出発前に役に立った情報源として「日本政府観光局ホームページ」を挙げました(複数回答)。国・地域別では英国(30.9%)、スペイン※(29.3%)で高く、韓国(4.0%)で低くなっています。※は回答者が500人未満で、誤差が大きい値です。

第7位 旅行会社ホームページ(11.8%)

第7位 旅行会社ホームページ:11.8%

訪日客の11.8%が、出発前に役に立った情報源として「旅行会社ホームページ」を挙げました(複数回答)。国・地域別ではスペイン※(25.1%)、ロシア※(22.9%)で高く、カナダ(7.7%)で低くなっています。※は回答者が500人未満で、誤差が大きい値です。

第8位 宿泊施設ホームページ(11.1%)

第8位 宿泊施設ホームページ:11.1%

訪日客の11.1%が、出発前に役に立った情報源として「宿泊施設ホームページ」を挙げました(複数回答)。国・地域別では英国(32.6%)、ドイツ※(27.6%)で高く、中国(7.3%)で低くなっています。※は回答者が500人未満で、誤差が大きい値です。

第9位 口コミサイト(トリップアドバイザーなど)(11.0%)

第9位 口コミサイト:11.0%

訪日客の11.0%が、出発前に役に立った情報源として「口コミサイト(トリップアドバイザーなど)」を挙げました(複数回答)。国・地域別ではロシア※(40.3%)、英国(26.8%)で高く、ベトナム(6.0%)で低くなっています。※は回答者が500人未満で、誤差が大きい値です。

第10位 宿泊予約サイト(10.5%)

第10位 宿泊予約サイト:10.5%

訪日客の10.5%が、出発前に役に立った情報源として「宿泊予約サイト」を挙げました(複数回答)。国・地域別ではロシア※(34.1%)、英国(21.3%)で高く、フィリピン(3.2%)で低くなっています。※は回答者が500人未満で、誤差が大きい値です。

国・地域ごとの1位

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国・地域1位2位3位
韓国SNS(47.1%)動画サイト(43.8%)個人のブログ(42.9%)
台湾動画サイト(45.5%)SNS(42.7%)個人のブログ(29.0%)
香港動画サイト(48.8%)SNS(40.8%)日本政府観光局ホームページ(16.2%)
中国SNS(49.4%)動画サイト(24.4%)自国の親族・知人(15.0%)
タイ動画サイト(44.9%)SNS(44.1%)自国の親族・知人(17.8%)
シンガポール※動画サイト(49.7%)SNS(38.5%)自国の親族・知人(30.0%)
マレーシアSNS(43.5%)動画サイト(43.4%)自国の親族・知人(21.6%)
インドネシアSNS(49.1%)動画サイト(44.0%)自国の親族・知人(30.4%)
フィリピンSNS(45.2%)動画サイト(38.1%)自国の親族・知人(27.0%)
ベトナムSNS(29.2%)日本在住の親族・知人(24.9%)自国の親族・知人(24.2%)
インド※動画サイト(30.1%)自国の親族・知人(26.9%)日本在住の親族・知人(24.7%)
英国自国の親族・知人(41.5%)SNS(33.2%)宿泊施設ホームページ(32.6%)
ドイツ※自国の親族・知人(43.3%)SNS(36.4%)動画サイト(36.2%)
フランス※SNS(41.6%)自国の親族・知人(38.3%)動画サイト(36.9%)
イタリア※動画サイト(45.5%)SNS(43.9%)旅行ガイドブック(29.8%)
スペイン※動画サイト(46.4%)自国の親族・知人(38.8%)SNS(38.1%)
ロシア※動画サイト(47.8%)口コミサイト(40.3%)自国の親族・知人(37.5%)
米国動画サイト(43.0%)自国の親族・知人(35.6%)SNS(35.4%)
カナダ動画サイト(45.4%)SNS(40.6%)自国の親族・知人(32.6%)
オーストラリア動画サイト(43.9%)SNS(38.4%)自国の親族・知人(36.0%)

※は2025年の回答者が500人未満の国・地域です。回答者が少ないため、誤差が大きい可能性があります。

アジアの11の国・地域のうち9つでは、SNSと動画サイトが1位と2位でした。英国・ドイツ※では「自国の親族・知人」が1位でした。ロシア※では口コミサイト(40.3%)が2位、イタリア※では旅行ガイドブック(29.8%)が3位です。

日本滞在中に役に立った情報

順位情報割合
1交通手段65.9%
2飲食店56.0%
3観光施設39.1%
4宿泊施設38.0%
5買物場所33.8%
6土産物19.5%
7無料Wi-Fi15.3%
8ATM9.2%
9イベント8.8%
10クレジットカード利用可能店舗7.9%

日本に着いてからは、交通手段(65.9%)、飲食店(56.0%)、観光施設(39.1%)の情報が役に立ったという人が多くなっています(複数回答)。

2026年4〜6月期(2次速報)の出発前に役に立った情報源

順位情報源割合
1SNS47.1%
2動画サイト40.9%
3自国の親族・知人21.8%
4個人のブログ20.2%
5日本在住の親族・知人14.8%
6日本政府観光局ホームページ11.9%
6旅行会社ホームページ11.9%
8口コミサイト11.2%
9宿泊施設ホームページ10.3%
10その他インターネット9.8%

2026年4〜6月期(2次速報)ではSNSが47.1%(2025年は43.3%)、動画サイトが40.9%でした。

よくある質問

訪日客が旅行前に一番役立てた情報源は?

SNSで、43.3%が役に立ったと答えました(2025年・複数回答)。動画サイト(39.6%)、個人のブログ(23.9%)が続きます。

テレビや新聞は役に立っていますか?

テレビ番組は5.0%、新聞は0.7%、旅行専門誌は3.6%でした。旅行ガイドブックは8.1%です。

国・地域による違いは?

動画サイトは台湾・香港・タイ・シンガポールなど11の国・地域、SNSは韓国・中国・マレーシア・インドネシアなど7の国・地域、自国の親族・知人は英国・ドイツで1位でした。

日本に来てから役に立った情報は?

交通手段(65.9%)、飲食店(56.0%)、観光施設(39.1%)の順です(複数回答)。

2026年はどうですか?

2026年4〜6月期(2次速報)ではSNSが47.1%、動画サイトが40.9%でした(2025年の年間はそれぞれ43.3%・39.6%。四半期と年間の値で、項目の例示も変わっているため目安です)。

データはどこで確認できますか?

観光庁「インバウンド消費動向調査」のページで、年間の集計表(Excel)と年次報告書(PDF)を誰でも見られます。本記事の国・地域別の値はCSVでも公開しています。

まとめ

2025年に訪日客が出発前に役立てた情報源は、SNS・動画サイト・個人のブログが上位でした。国・地域ごとの1位は、動画サイトが11、SNSが7、自国の親族・知人が2でした。インバウンド・パワーランキングでは、公的統計をもとに訪日客の行動を国・地域別に比べて公開していきます。

出典・データ

更新・訂正の履歴

  • 2026年10月24日:2026年4〜6月期の表で、観光庁の集計表で同じ値の日本政府観光局ホームページと旅行会社ホームページ(どちらも11.9%)を6位・7位にしていたので、同じ6位に訂正しました。評価方法に「同じ値は同じ順位」を書きました。解説の「◯◯では1位の情報源です」で、SNS(7の国・地域)と動画サイト(11の国・地域)は5つまでしか書いていなかったので「など7の国・地域」「など11の国・地域」を足しました。
  • 2026年11月3日:導入の1文目の「2026年10月時点で最新の」を、数字を公表元と照らした最終確認の月に合わせて「2026年11月時点で最新の」に直しました(2026年11月3日に、公表元にこれより新しい版が無いことを確かめました)。
  • 2026年11月3日:2025年の回答者が500人未満の国・地域(ロシア・イタリア・ドイツ・シンガポール・インド・スペイン・フランス)に、表と解説で※を付けました。「国・地域ごとの1位」の下の文の「アジアの多くの国・地域ではSNSと動画サイトが上位に並び」を「アジアの11の国・地域のうち9つでは、SNSと動画サイトが1位と2位でした」に、「ロシアでは口コミサイト(40.3%)、イタリアでは旅行ガイドブック(29.8%)も上位に入っています」を順位で書く形にしました。よくある質問の「英国・ドイツなど2の国・地域」を「英国・ドイツ」にしました。まとめの「訪日客に届ける情報も相手に合わせて選ぶことが大切です」は観光庁の資料に無い勧めのため外し、「家族や知人の口コミ」(項目は「自国の親族・知人」)を国・地域ごとの1位の数で書く形にしました。2025年のSNSの項目名を、2025年の集計表のとおり「SNS(Facebook・Twitter・微信など)」にしました(「X」は2026年の集計表の例示です)。出典に、2025年確報の集計表が2026年10月8日に一部修正されたこと(この記事の数字は修正後の表で確かめたこと)を書き、年次報告書の発行を「2026年3月(奥付の発行)」と書きました。数字と順位は変わりません。

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図表のご利用について

本ページの図表・数値は、出典「インバウンド・パワーランキング(株式会社パプリカ)」と明記いただければ、報道・資料などでご利用いただけます。画面・紙面での表記の例:「出典:インバウンド・パワーランキング(株式会社パプリカ)」。

高解像度の画像や集計データが必要な場合は、株式会社パプリカ(info@inport.co.jp)までご連絡ください。それぞれの順位の元になった公表資料(どの表のどの行か)も、お問い合わせいただければお示しします。

数字は公表元の資料と照らして確かめています(最終確認:2026年11月3日)。

公開:2026年11月3日

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この記事を書いた人

株式会社パプリカ 代表取締役。金沢大学 非常勤講師。観光庁・JNTO などの公的統計をもとに、訪日インバウンドのデータ分析と情報発信を行う。

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