一人旅の訪日客が多い国・地域ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確報・2026年4〜6月期速報

一人旅の訪日客が多い国・地域ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確報・2026年4〜6月期速報 1位 英国 38.6%

2026年10月時点で最新の観光庁「インバウンド消費動向調査」の2025年暦年の確報(2026年3月公表)と2026年4〜6月期の2次速報(2026年9月30日公表)をもとに、同行者がいない「一人旅」で日本に来た訪日客の割合が高い国・地域をランキングにしました。1位は英国(38.6%)です。

観光庁の「インバウンド消費動向調査」(2025年暦年・確報)によると、同行者がいない一人旅(同行者が「自分ひとり」)の人の割合は全体で23.1%でした。国・地域別では英国が38.6%で最も高く、ベトナム(36.4%)、ドイツ(35.8%)、米国(33.7%)、フランス(30.9%)が続きます。最も低いのは台湾(16.1%)です。

観光庁の年次報告書も「ベトナムや英国、ドイツで「自分ひとり」の割合が約4割と、他の国籍・地域に比べて高い」としています。反対に一人旅が少ない台湾・マレーシアは、家族・親族と来た人がそれぞれ44.7%・37.0%を占めます。

目次

ランキングの評価方法

一人旅の訪日客の割合 国・地域別ランキング【2026年最新版】の評価方法
  • 出典:観光庁「インバウンド消費動向調査」の2025年暦年(確報)集計表「表1-1 国籍・地域別 回答者属性および旅行内容」の「同行者」と、年次報告書の図表1-8。
  • 指標:今回の旅行の同行者(単一回答)で「自分ひとり」を選んだ人の割合(%)。
  • 確かめたこと:年次報告書の図表1-8(全体の「自分ひとり」23.1%)と集計表の値が一致することを確かめました。20の国・地域の値は、集計表のExcelを別の読み方で読み直して照らしています。
  • 調査の方法:観光庁が全国の主な空港・港で、出国する訪日外国人(クルーズ客を除く一般客)に聞き取った標本調査です。集計値は国籍・地域や出国港ごとの訪日客数で重み付け(ウェイトバック)した値で、回答者数は重み付け前の数です(集計表の注意書き)。
  • 回答者数:国・地域ごとの回答者数は212〜5,668人です。ロシア(212人)、イタリア(427人)、スペイン(468人)、ドイツ(473人)、インド(482人)は回答者が少なく(500人未満・表の※)、誤差が大きい可能性があります。
  • 2026年の値:2026年4〜6月期(2次速報)の集計表(2026年9月30日公表)の同じ表です。2026年からメキシコ・北欧・中東が加わった24区分で、四半期の値は回答者が少ない国・地域があり、年間の値より大きく動きます。北欧(スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランドの4か国)・中東(8か国)と「その他」は複数の国をまとめた値なので、国・地域の順位に入れず、表の下に参考として値を載せました(2026-10-23 から)。7〜9月期は1次速報(2026年10月21日公表)が出ていますが、本記事は値が見直された2次速報の最新の期(4〜6月期)を載せています(7〜9月期の2次速報は2026年12月24日公表の予定です)。
  • 順位の付け方:観光庁の集計表に出ている値(表示の桁)で順位を付けています。同じ値は同じ順位です。
  • 注意:政府統計の数値は「政府標準利用規約(第2.0版)」に基づいて利用し、本サイトで加工・集計しています。

TOP10(一人旅の割合)

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順位国・地域一人旅の割合家族・親族友人回答者数
1英国38.6%21.0%7.4%594人
2ベトナム36.4%29.9%10.6%1,284人
3ドイツ※35.8%16.8%20.0%473人
4米国33.7%20.8%18.1%3,028人
5フランス30.9%22.1%16.1%501人
6インド※30.2%25.0%12.0%482人
7中国25.9%28.6%25.9%5,668人
8カナダ25.2%24.8%15.7%545人
9シンガポール23.5%37.6%13.4%511人
9イタリア※23.5%13.8%13.5%427人
一人旅の割合 国・地域別(2025年)

1〜10位の解説

第1位 英国(38.6%)

第1位 英国:38.6%

英国の訪日客のうち、同行者がいない一人旅(同行者が「自分ひとり」)の人の割合は38.6%で、全体(23.1%)の1.7倍です。同行者の内訳では夫婦・パートナーが29.7%、家族・親族が21.0%です。回答者は594人です。

第2位 ベトナム(36.4%)

第2位 ベトナム:36.4%

ベトナムの訪日客のうち、同行者がいない一人旅(同行者が「自分ひとり」)の人の割合は36.4%で、全体(23.1%)の1.6倍です。同行者の内訳では家族・親族が29.9%、職場の同僚が12.8%です。回答者は1,284人です。

第3位 ドイツ(35.8%)

第3位 ドイツ:35.8%

ドイツの訪日客のうち、同行者がいない一人旅(同行者が「自分ひとり」)の人の割合は35.8%で、全体(23.1%)の1.6倍(丸める前の値で計算)です。同行者の内訳では夫婦・パートナーが24.2%、友人が20.0%です。回答者は473人で、少なめのため誤差が大きい可能性があります。

第4位 米国(33.7%)

第4位 米国:33.7%

米国の訪日客のうち、同行者がいない一人旅(同行者が「自分ひとり」)の人の割合は33.7%で、全体(23.1%)の1.5倍です。同行者の内訳では夫婦・パートナーが24.4%、家族・親族が20.8%です。回答者は3,028人です。

第5位 フランス(30.9%)

第5位 フランス:30.9%

フランスの訪日客のうち、同行者がいない一人旅(同行者が「自分ひとり」)の人の割合は30.9%で、全体(23.1%)の1.3倍です。同行者の内訳では夫婦・パートナーが27.4%、家族・親族が22.1%です。回答者は501人です。

第6位 インド(30.2%)

第6位 インド:30.2%

インドの訪日客のうち、同行者がいない一人旅(同行者が「自分ひとり」)の人の割合は30.2%で、全体(23.1%)の1.3倍です。同行者の内訳では家族・親族が25.0%、夫婦・パートナーが17.1%です。回答者は482人で、少なめのため誤差が大きい可能性があります。

第7位 中国(25.9%)

第7位 中国:25.9%

中国の訪日客のうち、同行者がいない一人旅(同行者が「自分ひとり」)の人の割合は25.9%で、全体(23.1%)の1.1倍です。同行者の内訳では家族・親族が28.6%、友人が25.9%です。回答者は5,668人です。

第8位 カナダ(25.2%)

第8位 カナダ:25.2%

カナダの訪日客のうち、同行者がいない一人旅(同行者が「自分ひとり」)の人の割合は25.2%で、全体(23.1%)の1.1倍です。同行者の内訳では夫婦・パートナーが32.2%、家族・親族が24.8%です。回答者は545人です。

第9位 シンガポール(23.5%)

第9位 シンガポール:23.5%

シンガポールの訪日客のうち、同行者がいない一人旅(同行者が「自分ひとり」)の人の割合は23.5%で、全体(23.1%)の1.0倍です。同行者の内訳では家族・親族が37.6%、夫婦・パートナーが22.7%です。回答者は511人です。

第9位 イタリア(23.5%)

第9位 イタリア:23.5%

イタリアの訪日客のうち、同行者がいない一人旅(同行者が「自分ひとり」)の人の割合は23.5%で、全体(23.1%)の1.0倍です。同行者の内訳では夫婦・パートナーが40.2%、家族・親族が13.8%です。回答者は427人で、少なめのため誤差が大きい可能性があります。

国・地域別の同行者の内訳

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国・地域自分ひとり夫婦・パートナー家族・親族職場の同僚友人その他
全国籍・地域23.1%18.9%31.4%4.4%21.1%1.1%
英国38.6%29.7%21.0%3.1%7.4%0.2%
ベトナム36.4%8.9%29.9%12.8%10.6%1.4%
ドイツ※35.8%24.2%16.8%2.4%20.0%0.9%
米国33.7%24.4%20.8%1.9%18.1%1.1%
フランス30.9%27.4%22.1%1.2%16.1%2.3%
インド※30.2%17.1%25.0%12.5%12.0%3.2%
中国25.9%13.5%28.6%5.1%25.9%0.9%
カナダ25.2%32.2%24.8%0.5%15.7%1.7%
シンガポール23.5%22.7%37.6%2.4%13.4%0.4%
イタリア※23.5%40.2%13.8%6.3%13.5%2.7%
インドネシア23.0%13.0%34.5%6.5%20.9%2.1%
フィリピン22.4%14.2%42.1%9.2%11.1%0.9%
ロシア※21.4%31.6%15.3%1.0%30.1%0.6%
香港21.0%21.0%36.8%1.1%19.0%1.1%
オーストラリア18.8%31.4%32.7%0.4%15.3%1.3%
韓国18.0%18.8%29.9%5.5%26.7%1.2%
スペイン※17.1%43.6%21.0%1.0%15.9%1.5%
タイ16.6%15.9%36.5%8.2%21.6%1.2%
マレーシア16.3%19.0%37.0%7.5%19.3%0.9%
台湾16.1%15.5%44.7%3.7%18.7%1.3%

訪日客全体の同行者は「家族・親族」(31.4%)が最も多く、「自分ひとり」(23.1%)、「友人」(21.1%)、「夫婦・パートナー」(18.9%)が続きます。家族・親族と来た人の割合が最も高いのは台湾(44.7%)、友人と来た人はロシア(30.1%)でした。一人旅には、仕事で来た人も含まれます(同行者は来訪目的にかかわらず聞いています)。

2026年4〜6月期(2次速報)の一人旅の割合

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順位国・地域一人旅の割合2025年の順位回答者数
1中国45.1%7位1,191人
2米国29.5%4位834人
3英国※29.4%1位180人
4インド※28.1%6位109人
5カナダ※26.8%8位155人
6韓国26.7%16位854人
7香港26.3%14位853人
8フランス※25.2%5位125人
9ベトナム※24.8%2位335人
10イタリア※22.0%9位108人

参考(複数の国のまとまり・順位は付けていません):北欧(4か国) 22.2%(回答者102人)・中東(8か国) 18.3%(回答者101人)・その他の国・地域 23.3%(回答者280人)。

2026年4〜6月期(2次速報)では、全体の一人旅の割合は25.5%(2025年は23.1%)で、中国(45.1%)、米国(29.5%)、英国(29.4%)が上位でした。四半期の値は回答者が少ない国・地域があり、季節の影響も受けるため、年間の値と分けてご覧ください。表の※は回答者が500人未満の国・地域で、誤差が大きい可能性があります。

国・地域別の一覧

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順位国・地域一人旅の割合家族・親族友人回答者数
1英国38.6%21.0%7.4%594人
2ベトナム36.4%29.9%10.6%1,284人
3ドイツ※35.8%16.8%20.0%473人
4米国33.7%20.8%18.1%3,028人
5フランス30.9%22.1%16.1%501人
6インド※30.2%25.0%12.0%482人
7中国25.9%28.6%25.9%5,668人
8カナダ25.2%24.8%15.7%545人
9シンガポール23.5%37.6%13.4%511人
9イタリア※23.5%13.8%13.5%427人
11インドネシア23.0%34.5%20.9%931人
12フィリピン22.4%42.1%11.1%1,600人
13ロシア※21.4%15.3%30.1%212人
14香港21.0%36.8%19.0%3,740人
15オーストラリア18.8%32.7%15.3%877人
16韓国18.0%29.9%26.7%3,437人
17スペイン※17.1%21.0%15.9%468人
18タイ16.6%36.5%21.6%955人
19マレーシア16.3%37.0%19.3%695人
20台湾16.1%44.7%18.7%2,468人

よくある質問

一人旅の訪日客が一番多い国・地域は?

英国で、38.6%です(2025年)。ベトナム(36.4%)、ドイツ(35.8%)が続き、全体では23.1%でした。

訪日客は誰と日本に来ていますか?

全体では家族・親族31.4%、自分ひとり23.1%、友人21.1%、夫婦・パートナー18.9%、職場の同僚4.4%です(2025年)。

家族旅行が多い国・地域は?

家族・親族と来た人の割合は台湾(44.7%)、フィリピン(42.1%)、シンガポール(37.6%)の順に高くなっています。

2026年はどうですか?

2026年4〜6月期(2次速報)では全体で25.5%、1位は中国(45.1%)でした(回答者が少ない国・地域を含みます)。

データはどこで確認できますか?

観光庁「インバウンド消費動向調査」のページで、年間の集計表(Excel)と年次報告書(PDF)を誰でも見られます。本記事の国・地域別の値はCSVでも公開しています。

まとめ

2025年の一人旅の割合は、英国・ベトナム・ドイツが上位で、全体は23.1%でした。英国・ドイツ・フランスなどの欧州の国やベトナムは一人旅が多く、台湾・マレーシアなどアジアの国・地域は家族と来る人が多いなど、国・地域で旅の形は大きく違います。インバウンド・パワーランキングでは、公的統計をもとに訪日客の行動を国・地域別に比べて公開していきます。

出典・データ

更新・訂正の履歴

  • 2026年10月23日:2026年4〜6月期の表で10位としていた北欧について、北欧(スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランドの4か国)・中東(8か国)は複数の国をまとめた観光庁の区分なので、国・地域の順位から外し、「その他」とあわせて表の下に参考として値を載せました。10位はイタリア(22.0%)になりました。
  • 2026年10月23日:まとめの「欧州の国やベトナムは一人旅が多く」を「英国・ドイツ・フランスなどの欧州の国やベトナムは一人旅が多く」にしました(スペインは17.1%で全体の23.1%より低いため)。
  • 2026年10月23日:評価方法に、順位の付け方(観光庁の集計表に出ている値で同じ値は同じ順位)と、2026年7〜9月期の1次速報(2026年10月21日公表)が出ていることを書きました(数字と順位は変わりません)。
  • 2026年10月25日:2026年4〜6月期の表の段に、表の※(回答者が500人未満の国・地域)の説明を書きました。出典の集計表に、2026年10月8日に一部の統計表が修正されたこと(この記事の数字は修正後の表で確かめたこと)を書きました。数字と順位は変わりません。
  • 2026年10月27日:1〜10位の解説の「全体の◯倍」で、表示の値どうしで割ると違う1桁になるドイツの1.6倍(表示の35.8%÷23.1%では1.5倍)に「丸める前の値で計算」と書きました。「照らした資料」の年次報告書の公表日を「2026-03-31」から「2026年3月(奥付の発行)」に直しました(報告書の奥付は発行の月までで、日は書かれていません)。数字と順位は変わりません。

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図表のご利用について

本ページの図表・数値は、出典「インバウンド・パワーランキング(株式会社パプリカ)」と明記いただければ、報道・資料などでご利用いただけます。画面・紙面での表記の例:「出典:インバウンド・パワーランキング(株式会社パプリカ)」。

高解像度の画像や集計データが必要な場合は、株式会社パプリカ(info@inport.co.jp)までご連絡ください。それぞれの順位の元になった公表資料(どの表のどの行か)も、お問い合わせいただければお示しします。

数字は公表元の資料と照らして確かめています(最終確認:2026年10月27日)。

公開:2026年10月27日

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この記事を書いた人

株式会社パプリカ 代表取締役。金沢大学 非常勤講師。観光庁・JNTO などの公的統計をもとに、訪日インバウンドのデータ分析と情報発信を行う。

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