団体ツアーで来る訪日客が多い国・地域ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確報・2026年4〜6月期速報

団体ツアーで来る訪日客が多い国・地域ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確報・2026年4〜6月期速報 1位 ベトナム 29.0%

2026年10月時点で最新の観光庁「インバウンド消費動向調査」の2025年暦年の確報(2026年3月公表)と2026年4〜6月期の2次速報(2026年9月30日公表)をもとに、団体ツアーに参加して日本に来た訪日客の割合が高い国・地域をランキングにしました。1位はベトナム(29.0%)です。

観光庁の「インバウンド消費動向調査」(2025年暦年・確報)によると、団体ツアーに参加して日本に来た人の割合は全体で9.6%でした。国・地域別ではベトナムが29.0%で最も高く、タイ(19.6%)、台湾(17.8%)、インド(12.3%)、中国(12.0%)が続きます。最も低いのはロシア(0.6%)です。

全体では、航空券や宿を自分で手配する「個別手配」が87.2%を占めます。団体ツアーの割合が高いベトナム・タイ・台湾は、観光バスを貸し切る「貸切バス」を使った人の割合も20の国・地域で上位3つでした(同じ調査の交通手段)。

目次

ランキングの評価方法

団体ツアーで来た訪日客の割合 国・地域別ランキング【2026年最新版】の評価方法
  • 出典:観光庁「インバウンド消費動向調査」の2025年暦年(確報)集計表「表1-1 国籍・地域別 回答者属性および旅行内容」の「旅行手配方法」と「申込方法」と、年次報告書の図表1-10。
  • 指標:旅行手配方法(単一回答)で「団体ツアーに参加」を選んだ人の割合(%)。ウェブで申し込んだ人の割合は、同じ表の「申込方法」の「ウェブサイトから申し込んだ」です。
  • 確かめたこと:年次報告書の図表1-10(全体の「個別手配」87.2%)と集計表の値が一致することを確かめました。20の国・地域の値は、集計表のExcelを別の読み方で読み直して照らしています。
  • 調査の方法:観光庁が全国の主な空港・港で、出国する訪日外国人(クルーズ客を除く一般客)に聞き取った標本調査です。集計値は国籍・地域や出国港ごとの訪日客数で重み付け(ウェイトバック)した値で、回答者数は重み付け前の数です(集計表の注意書き)。
  • 回答者数:国・地域ごとの回答者数は212〜5,668人です。ロシア(212人)、イタリア(427人)、スペイン(468人)、ドイツ(473人)、インド(482人)は回答者が少なく(500人未満・表の※)、誤差が大きい可能性があります。
  • 旅行手配方法:団体ツアー(旅行会社などが企画した団体ツアーに参加)・個人旅行向けパッケージ商品(航空券と宿のセットなど)・個別手配(航空券や宿を別々に手配)の3つです(観光庁の区分)。
  • 2026年の値:2026年4〜6月期(2次速報)の集計表(2026年9月30日公表)の同じ表です。2026年からメキシコ・北欧・中東が加わった24区分で、四半期の値は回答者が少ない国・地域があり、年間の値より大きく動きます。北欧(スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランドの4か国)・中東(8か国)と「その他」は複数の国をまとめた値なので、国・地域の順位に入れず、表の下に参考として値を載せました(2026-10-23 から)。7〜9月期は1次速報(2026年10月21日公表)が出ていますが、本記事は値が見直された2次速報の最新の期(4〜6月期)を載せています(7〜9月期の2次速報は2026年12月24日公表の予定です)。
  • 順位の付け方:観光庁の集計表に出ている値(表示の桁)で順位を付けています。同じ値は同じ順位です。
  • 注意:政府統計の数値は「政府標準利用規約(第2.0版)」に基づいて利用し、本サイトで加工・集計しています。

TOP10(団体ツアーの割合)

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順位国・地域団体ツアーの割合個別手配ウェブで申し込んだ回答者数
1ベトナム29.0%67.2%54.4%1,284人
2タイ19.6%75.9%77.9%955人
3台湾17.8%77.5%85.1%2,468人
4インド※12.3%84.9%64.0%482人
5中国12.0%86.0%87.9%5,668人
6イタリア※11.0%81.2%75.4%427人
7マレーシア10.8%86.8%75.8%695人
8インドネシア9.2%88.0%71.0%931人
9フィリピン7.2%90.0%80.2%1,600人
10韓国6.6%90.9%81.5%3,437人
団体ツアーの割合 国・地域別(2025年)

1〜10位の解説

第1位 ベトナム(29.0%)

第1位 ベトナム:29.0%

ベトナムの訪日客のうち、団体ツアーに参加して日本に来た人の割合は29.0%で、全体(9.6%)の3.0倍です。旅行の手配の方法では個別手配が67.2%、個人旅行向けパッケージが3.8%です。回答者は1,284人です。

第2位 タイ(19.6%)

第2位 タイ:19.6%

タイの訪日客のうち、団体ツアーに参加して日本に来た人の割合は19.6%で、全体(9.6%)の2.0倍です。旅行の手配の方法では個別手配が75.9%、個人旅行向けパッケージが4.5%です。回答者は955人です。

第3位 台湾(17.8%)

第3位 台湾:17.8%

台湾の訪日客のうち、団体ツアーに参加して日本に来た人の割合は17.8%で、全体(9.6%)の1.9倍です。旅行の手配の方法では個別手配が77.5%、個人旅行向けパッケージが4.6%です。回答者は2,468人です。

第4位 インド(12.3%)

第4位 インド:12.3%

インドの訪日客のうち、団体ツアーに参加して日本に来た人の割合は12.3%で、全体(9.6%)の1.3倍です。旅行の手配の方法では個別手配が84.9%、個人旅行向けパッケージが2.8%です。回答者は482人で、少なめのため誤差が大きい可能性があります。

第5位 中国(12.0%)

第5位 中国:12.0%

中国の訪日客のうち、団体ツアーに参加して日本に来た人の割合は12.0%で、全体(9.6%)の1.2倍(丸める前の値で計算)です。旅行の手配の方法では個別手配が86.0%、個人旅行向けパッケージが2.0%です。回答者は5,668人です。

第6位 イタリア(11.0%)

第6位 イタリア:11.0%

イタリアの訪日客のうち、団体ツアーに参加して日本に来た人の割合は11.0%で、全体(9.6%)の1.1倍です。旅行の手配の方法では個別手配が81.2%、個人旅行向けパッケージが7.8%です。回答者は427人で、少なめのため誤差が大きい可能性があります。

第7位 マレーシア(10.8%)

第7位 マレーシア:10.8%

マレーシアの訪日客のうち、団体ツアーに参加して日本に来た人の割合は10.8%で、全体(9.6%)の1.1倍です。旅行の手配の方法では個別手配が86.8%、個人旅行向けパッケージが2.4%です。回答者は695人です。

第8位 インドネシア(9.2%)

第8位 インドネシア:9.2%

インドネシアの訪日客のうち、団体ツアーに参加して日本に来た人の割合は9.2%で、全体(9.6%)の1.0倍です。旅行の手配の方法では個別手配が88.0%、個人旅行向けパッケージが2.7%です。回答者は931人です。

第9位 フィリピン(7.2%)

第9位 フィリピン:7.2%

フィリピンの訪日客のうち、団体ツアーに参加して日本に来た人の割合は7.2%で、全体(9.6%)の0.7倍(丸める前の値で計算)です。旅行の手配の方法では個別手配が90.0%、個人旅行向けパッケージが2.8%です。回答者は1,600人です。

第10位 韓国(6.6%)

第10位 韓国:6.6%

韓国の訪日客のうち、団体ツアーに参加して日本に来た人の割合は6.6%で、全体(9.6%)の0.7倍です。旅行の手配の方法では個別手配が90.9%、個人旅行向けパッケージが2.5%です。回答者は3,437人です。

国・地域別の旅行の手配の方法

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国・地域団体ツアー個人旅行向けパッケージ個別手配
全国籍・地域9.6%3.2%87.2%
ベトナム29.0%3.8%67.2%
タイ19.6%4.5%75.9%
台湾17.8%4.6%77.5%
インド※12.3%2.8%84.9%
中国12.0%2.0%86.0%
イタリア※11.0%7.8%81.2%
マレーシア10.8%2.4%86.8%
インドネシア9.2%2.7%88.0%
フィリピン7.2%2.8%90.0%
韓国6.6%2.5%90.9%
スペイン※6.2%8.4%85.5%
香港5.5%4.0%90.5%
オーストラリア4.4%7.2%88.4%
英国3.9%4.2%91.9%
シンガポール3.7%1.2%95.2%
米国3.5%2.1%94.4%
フランス2.8%4.7%92.5%
カナダ2.3%2.2%95.5%
ドイツ※2.3%3.0%94.7%
ロシア※0.6%0.8%98.6%

ツアーや航空券などをウェブサイトで申し込んだ人は全体の83.5%で、店頭で申し込んだ人は14.4%でした。ウェブで申し込んだ人の割合が最も低いのはベトナム(54.4%)で、団体ツアーの割合が最も高い国・地域と同じです。

2026年4〜6月期(2次速報)の団体ツアーの割合

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順位国・地域団体ツアーの割合2025年の順位回答者数
1ベトナム※35.0%1位335人
2台湾18.1%3位788人
3メキシコ※15.6%-(2026年から集計)102人
4インド※12.4%4位109人
5オーストラリア※11.9%13位184人
6イタリア※11.1%6位108人
7タイ※10.1%2位289人
8インドネシア※10.0%8位202人
9マレーシア※9.1%7位166人
10ロシア※7.3%20位70人

参考(複数の国のまとまり・順位は付けていません):北欧(4か国) 3.4%(回答者102人)・中東(8か国) 17.9%(回答者101人)・その他の国・地域 9.5%(回答者280人)。

2026年4〜6月期(2次速報)では、全体の団体ツアーの割合は8.8%(2025年は9.6%)で、ベトナム(35.0%)、台湾(18.1%)、メキシコ(15.6%)が上位でした。四半期の値は回答者が少ない国・地域があり、季節の影響も受けるため、年間の値と分けてご覧ください。表の※は回答者が500人未満の国・地域で、誤差が大きい可能性があります。

国・地域別の一覧

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順位国・地域団体ツアーの割合個別手配ウェブで申し込んだ回答者数
1ベトナム29.0%67.2%54.4%1,284人
2タイ19.6%75.9%77.9%955人
3台湾17.8%77.5%85.1%2,468人
4インド※12.3%84.9%64.0%482人
5中国12.0%86.0%87.9%5,668人
6イタリア※11.0%81.2%75.4%427人
7マレーシア10.8%86.8%75.8%695人
8インドネシア9.2%88.0%71.0%931人
9フィリピン7.2%90.0%80.2%1,600人
10韓国6.6%90.9%81.5%3,437人
11スペイン※6.2%85.5%82.4%468人
12香港5.5%90.5%91.8%3,740人
13オーストラリア4.4%88.4%78.2%877人
14英国3.9%91.9%80.4%594人
15シンガポール3.7%95.2%88.7%511人
16米国3.5%94.4%86.7%3,028人
17フランス2.8%92.5%81.2%501人
18カナダ2.3%95.5%90.4%545人
18ドイツ※2.3%94.7%83.1%473人
20ロシア※0.6%98.6%89.5%212人

よくある質問

団体ツアーで来る訪日客が一番多い国・地域は?

ベトナムで、29.0%です(2025年)。タイ(19.6%)、台湾(17.8%)が続き、全体では9.6%でした。

訪日客の多くはどうやって旅行を手配していますか?

全体では個別手配が87.2%、団体ツアーが9.6%、個人旅行向けパッケージが3.2%です(2025年)。

ネットで旅行を申し込む訪日客はどのくらいですか?

ツアーや航空券などをウェブサイトで申し込んだ人は全体の83.5%です。

2026年はどうですか?

2026年4〜6月期(2次速報)では全体で8.8%、1位はベトナム(35.0%)でした(回答者が少ない国・地域を含みます)。

データはどこで確認できますか?

観光庁「インバウンド消費動向調査」のページで、年間の集計表(Excel)と年次報告書(PDF)を誰でも見られます。本記事の国・地域別の値はCSVでも公開しています。

まとめ

2025年の団体ツアーの割合は、ベトナム・タイ・台湾が上位で、全体は9.6%でした。訪日客の9割近くは自分で手配する個人旅行で、団体ツアーはベトナム・タイ・台湾などで多くなっています。インバウンド・パワーランキングでは、公的統計をもとに訪日客の行動を国・地域別に比べて公開していきます。

出典・データ

更新・訂正の履歴

  • 2026年10月23日:2026年4〜6月期の表で3位としていた中東について、北欧(スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランドの4か国)・中東(8か国)は複数の国をまとめた観光庁の区分なので、国・地域の順位から外し、「その他」とあわせて表の下に参考として値を載せました。3位はメキシコ(15.6%)になり、10位にロシアが入りました。
  • 2026年10月23日:評価方法に、順位の付け方(観光庁の集計表に出ている値で同じ値は同じ順位)と、2026年7〜9月期の1次速報(2026年10月21日公表)が出ていることを書きました(数字と順位は変わりません)。
  • 2026年10月27日:1〜10位の解説の「全体の◯倍」で、表示の値どうしで割ると違う1桁になる2つ(中国の1.2倍・フィリピンの0.7倍)に「丸める前の値で計算」と書きました。評価方法の旅行手配方法の説明で、団体ツアーを「添乗員などが付く団体旅行」と書いていたのを、調査票の選択肢のとおり「旅行会社などが企画した団体ツアーに参加」に直しました。2026年4〜6月期の表の段に、表の※(回答者が500人未満の国・地域)の説明を書きました。出典の集計表に、2026年10月8日に一部の統計表が修正されたこと(この記事の数字は修正後の表で確かめたこと)を書きました。数字と順位は変わりません。
  • 2026年10月27日:「照らした資料」の年次報告書の公表日を「2026-03-31」から「2026年3月(奥付の発行)」に直しました(報告書の奥付は発行の月までで、日は書かれていません)。数字と順位は変わりません。

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図表のご利用について

本ページの図表・数値は、出典「インバウンド・パワーランキング(株式会社パプリカ)」と明記いただければ、報道・資料などでご利用いただけます。画面・紙面での表記の例:「出典:インバウンド・パワーランキング(株式会社パプリカ)」。

高解像度の画像や集計データが必要な場合は、株式会社パプリカ(info@inport.co.jp)までご連絡ください。それぞれの順位の元になった公表資料(どの表のどの行か)も、お問い合わせいただければお示しします。

数字は公表元の資料と照らして確かめています(最終確認:2026年10月27日)。

公開:2026年10月27日

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この記事を書いた人

株式会社パプリカ 代表取締役。金沢大学 非常勤講師。観光庁・JNTO などの公的統計をもとに、訪日インバウンドのデータ分析と情報発信を行う。

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