免税で買い物をした訪日客が多い国・地域ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確報・2026年4〜6月期速報

免税で買い物をした訪日客が多い国・地域ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確報・2026年4〜6月期速報 1位 中国 75.3%

2026年10月時点で最新の観光庁「インバウンド消費動向調査」の2025年暦年の確報(2026年3月公表)と2026年4〜6月期の2次速報(2026年9月30日公表)をもとに、日本滞在中に消費税の免税手続きをして買い物をした訪日客の割合が高い国・地域をランキングにしました。1位は中国(75.3%)です。

観光庁の「インバウンド消費動向調査」(2025年暦年・確報)によると、日本滞在中に消費税の免税手続きをして買い物をした人の割合は全体で57.5%でした。国・地域別では中国が75.3%で最も高く、台湾(72.5%)、香港(63.8%)、タイ(57.8%)、フィリピン(57.5%)が続きます。最も低いのは英国(27.4%)です。

反対に低いのは英国(27.4%)・米国(31.8%)で、欧米の国は免税手続きをした人が少なめです。免税制度は2026年11月1日の購入分から、いったん消費税を含めて支払い、出国時に返金を受ける「リファンド方式」に変わります(観光庁)。

目次

ランキングの評価方法

免税手続きをした訪日客の割合 国・地域別ランキング【2026年最新版】の評価方法
  • 出典:観光庁「インバウンド消費動向調査」の2025年暦年(確報)集計表「表5-1 国籍・地域別 消費税に係る免税手続き実施状況」。
  • 指標:表5-1の「消費税免税手続きをした回答者数および実施率」の実施率(%)。免税で買った品目は、同じ表の「消費税免税の手続きをした品目」(複数回答)の割合です。
  • 調査の方法:観光庁が全国の主な空港・港で、出国する訪日外国人(クルーズ客を除く一般客)に聞き取った標本調査です。集計値は国籍・地域や出国港ごとの訪日客数で重み付け(ウェイトバック)した値で、回答者数は重み付け前の数です(集計表の注意書き)。
  • 回答者数:国・地域ごとの回答者数は212〜5,668人です。ロシア(212人)、イタリア(427人)、スペイン(468人)、ドイツ(473人)、インド(482人)は回答者が少なく(500人未満・表の※)、誤差が大きい可能性があります。
  • 免税手続き:免税店(輸出物品販売場)で、消費税の免税の手続きをして買い物をした人の割合です。品目の割合は回答者全体に占める割合(複数回答)です。
  • 制度の変更:2026年11月1日購入分から「リファンド方式」に変わります(観光庁「新制度(リファンド方式)特設ページ」)。本記事の値は変更前(2025年)のものです。
  • 2026年の値:2026年4〜6月期(2次速報)の集計表(2026年9月30日公表)の同じ表です。2026年からメキシコ・北欧・中東が加わった24区分で、四半期の値は回答者が少ない国・地域があり、年間の値より大きく動きます。北欧(スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランドの4か国)・中東(8か国)と「その他」は複数の国をまとめた値なので、国・地域の順位に入れず、表の下に参考として値を載せました(2026-10-23 から)。7〜9月期は1次速報(2026年10月21日公表)が出ていますが、本記事は値が見直された2次速報の最新の期(4〜6月期)を載せています(7〜9月期の2次速報は2026年12月24日公表の予定です)。
  • 注意:政府統計の数値は「政府標準利用規約(第2.0版)」に基づいて利用し、本サイトで加工・集計しています。

TOP10(免税手続きをした人の割合)

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順位国・地域免税手続きをした人の割合免税で菓子類を買った免税で化粧品・香水を買った回答者数
1中国75.3%25.1%41.6%5,668人
2台湾72.5%29.0%24.3%2,468人
3香港63.8%18.9%24.5%3,740人
4タイ57.8%25.9%27.4%955人
5フィリピン57.5%20.7%19.0%1,600人
6マレーシア56.5%15.6%19.1%695人
7韓国54.1%34.4%13.9%3,437人
8シンガポール52.6%15.8%15.0%511人
9インドネシア50.4%19.2%13.2%931人
10ロシア※48.2%6.7%12.5%212人
免税手続きをした人の割合 国・地域別(2025年)

1〜10位の解説

第1位 中国(75.3%)

第1位 中国:75.3%

中国の訪日客のうち、日本滞在中に消費税の免税手続きをして買い物をした人の割合は75.3%で、全体(57.5%)の1.3倍です。免税で買った品目では化粧品・香水が41.6%、衣類が36.6%でした。回答者は5,668人です。

第2位 台湾(72.5%)

第2位 台湾:72.5%

台湾の訪日客のうち、日本滞在中に消費税の免税手続きをして買い物をした人の割合は72.5%で、全体(57.5%)の1.3倍です。免税で買った品目では衣類が38.6%、医薬品が30.6%でした。回答者は2,468人です。

第3位 香港(63.8%)

第3位 香港:63.8%

香港の訪日客のうち、日本滞在中に消費税の免税手続きをして買い物をした人の割合は63.8%で、全体(57.5%)の1.1倍です。免税で買った品目では衣類が38.3%、化粧品・香水が24.5%でした。回答者は3,740人です。

第4位 タイ(57.8%)

第4位 タイ:57.8%

タイの訪日客のうち、日本滞在中に消費税の免税手続きをして買い物をした人の割合は57.8%で、全体(57.5%)の1.0倍です。免税で買った品目では衣類が30.7%、化粧品・香水が27.4%でした。回答者は955人です。

第5位 フィリピン(57.5%)

第5位 フィリピン:57.5%

フィリピンの訪日客のうち、日本滞在中に消費税の免税手続きをして買い物をした人の割合は57.5%で、全体(57.5%)の1.0倍です。免税で買った品目では衣類が31.9%、靴・かばん・革製品が31.0%でした。回答者は1,600人です。

第6位 マレーシア(56.5%)

第6位 マレーシア:56.5%

マレーシアの訪日客のうち、日本滞在中に消費税の免税手続きをして買い物をした人の割合は56.5%で、全体(57.5%)の1.0倍です。免税で買った品目では衣類が35.9%、靴・かばん・革製品が28.7%でした。回答者は695人です。

第7位 韓国(54.1%)

第7位 韓国:54.1%

韓国の訪日客のうち、日本滞在中に消費税の免税手続きをして買い物をした人の割合は54.1%で、全体(57.5%)の0.9倍です。免税で買った品目では菓子類が34.4%、医薬品が20.9%でした。回答者は3,437人です。

第8位 シンガポール(52.6%)

第8位 シンガポール:52.6%

シンガポールの訪日客のうち、日本滞在中に消費税の免税手続きをして買い物をした人の割合は52.6%で、全体(57.5%)の0.9倍です。免税で買った品目では衣類が30.5%、靴・かばん・革製品が23.2%でした。回答者は511人です。

第9位 インドネシア(50.4%)

第9位 インドネシア:50.4%

インドネシアの訪日客のうち、日本滞在中に消費税の免税手続きをして買い物をした人の割合は50.4%で、全体(57.5%)の0.9倍です。免税で買った品目では衣類が27.3%、靴・かばん・革製品が23.9%でした。回答者は931人です。

第10位 ロシア(48.2%)

第10位 ロシア:48.2%

ロシアの訪日客のうち、日本滞在中に消費税の免税手続きをして買い物をした人の割合は48.2%で、全体(57.5%)の0.8倍です。免税で買った品目では衣類が37.3%、靴・かばん・革製品が15.9%でした。回答者は212人で、少なめのため誤差が大きい可能性があります。

免税手続きをして買った品目(複数回答・回答者全体に占める割合)は、衣類(28.1%)、菓子類(22.2%)、化粧品・香水(21.0%)、医薬品と靴・かばん・革製品(いずれも16.1%)の順でした。免税手続きをした人が多い中国は、免税で化粧品・香水を買った人が41.6%、医薬品が23.7%と、全体(21.0%・16.1%)を大きく上回ります。

2026年4〜6月期(2次速報)の免税手続きをした人の割合

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順位国・地域免税手続きをした人の割合2025年の順位回答者数
1台湾82.4%2位788人
2ロシア※80.9%10位70人
3香港75.8%3位853人
4中国74.7%1位1,191人
5フィリピン71.8%5位542人
6マレーシア※65.3%6位166人
7韓国64.2%7位854人
8タイ※63.6%4位289人
9シンガポール※63.0%8位128人
10メキシコ※55.6%-(2026年から集計)102人

参考(複数の国のまとまり・順位は付けていません):北欧(4か国) 48.8%(回答者102人)・中東(8か国) 55.4%(回答者101人)・その他の国・地域 50.4%(回答者280人)。

2026年4〜6月期(2次速報)では、全体の免税手続きをした人の割合は63.6%(2025年は57.5%)で、台湾(82.4%)、ロシア(80.9%)、香港(75.8%)が上位でした。四半期の値は回答者が少ない国・地域があり、季節の影響も受けるため、年間の値と分けてご覧ください。表の※は回答者が500人未満の国・地域で、誤差が大きい可能性があります。

国・地域別の一覧

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順位国・地域免税手続きをした人の割合免税で菓子類を買った免税で化粧品・香水を買った回答者数
1中国75.3%25.1%41.6%5,668人
2台湾72.5%29.0%24.3%2,468人
3香港63.8%18.9%24.5%3,740人
4タイ57.8%25.9%27.4%955人
5フィリピン57.5%20.7%19.0%1,600人
6マレーシア56.5%15.6%19.1%695人
7韓国54.1%34.4%13.9%3,437人
8シンガポール52.6%15.8%15.0%511人
9インドネシア50.4%19.2%13.2%931人
10ロシア※48.2%6.7%12.5%212人
11オーストラリア44.8%6.7%12.8%877人
12カナダ40.8%8.7%9.1%545人
13スペイン※37.5%5.5%10.7%468人
14ベトナム37.0%14.8%12.6%1,284人
15イタリア※34.1%5.7%7.6%427人
16インド※32.9%9.4%10.2%482人
17フランス32.1%3.7%6.5%501人
18ドイツ※31.9%5.2%5.1%473人
19米国31.8%5.1%6.4%3,028人
20英国27.4%4.0%5.2%594人

よくある質問

免税で買い物をした訪日客が一番多い国・地域は?

中国で、75.3%です(2025年)。台湾(72.5%)、香港(63.8%)が続き、全体では57.5%でした。

訪日客はどのくらい免税で買い物をしていますか?

2025年は全体の57.5%が免税の手続きをしました(観光庁「インバウンド消費動向調査」)。

免税で何を買っていますか?

回答者全体に占める割合では、衣類(28.1%)、菓子類(22.2%)、化粧品・香水(21.0%)が多くなっています。

免税の制度は変わりますか?

2026年11月1日の購入分から、購入時は税込みで支払い、出国時に持ち出しを確認したうえで消費税相当額が返金される「リファンド方式」に変わります(観光庁)。

2026年はどうですか?

2026年4〜6月期(2次速報)では全体で63.6%、1位は台湾(82.4%)でした(回答者が少ない国・地域を含みます)。

データはどこで確認できますか?

観光庁「インバウンド消費動向調査」のページで、年間の集計表(Excel)と年次報告書(PDF)を誰でも見られます。本記事の国・地域別の値はCSVでも公開しています。

まとめ

2025年の免税手続きをした人の割合は、中国・台湾・香港が上位で、全体は57.5%でした。免税手続きをした人が5割を超えるのは、中国・台湾・香港・タイ・フィリピン・マレーシア・韓国・シンガポール・インドネシアの9つの国・地域で、欧米の国はいずれも5割未満と少なめです。2026年11月からのリファンド方式で、免税の使われ方がどう変わるかが注目されます。インバウンド・パワーランキングでは、公的統計をもとに訪日客の行動を国・地域別に比べて公開していきます。

出典・データ

更新・訂正の履歴

  • 2026年10月23日:2026年4〜6月期の表で、北欧(スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランドの4か国)・中東(8か国)は複数の国をまとめた観光庁の区分なので、国・地域の順位から外し、「その他」とあわせて表の下に参考として値を載せました(10位までの顔ぶれと順位は変わりません)。
  • 2026年10月23日:2026年4〜6月期の表で、マレーシアの値を65.2%から65.3%に訂正しました(観光庁の集計表の値65.25を四捨五入した表示に合わせました)。CSVの名前の無い列を除き、評価方法に2026年7〜9月期の1次速報が出ていることを書きました。
  • 2026年10月26日:まとめの「東アジアの国・地域は免税手続きをした人が多く」を、免税手続きをした人が5割を超える9つの国・地域の名前を挙げる書き方に直しました(東アジアのうち韓国〈54.1%〉は全体〈57.5%〉を下回ります)。品目の順を書いた文で、同じ16.1%の医薬品と靴・かばん・革製品を「いずれも16.1%」とまとめました。2026年4〜6月期の表の段に、表の※(回答者が500人未満の国・地域)の説明を書きました。出典の集計表に、2026年10月8日に一部の統計表が修正されたこと(この記事の数字は修正後の表で確かめたこと)を書きました。「照らした資料」に、この記事では使っていない年次報告書(「記事の評価方法に書いた図表」)を挙げていたので除きました。数字と順位は変わりません。

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図表のご利用について

本ページの図表・数値は、出典「インバウンド・パワーランキング(株式会社パプリカ)」と明記いただければ、報道・資料などでご利用いただけます。画面・紙面での表記の例:「出典:インバウンド・パワーランキング(株式会社パプリカ)」。

高解像度の画像や集計データが必要な場合は、株式会社パプリカ(info@inport.co.jp)までご連絡ください。それぞれの順位の元になった公表資料(どの表のどの行か)も、お問い合わせいただければお示しします。

数字は公表元の資料と照らして確かめています(最終確認:2026年10月26日)。

公開:2026年10月26日

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この記事を書いた人

株式会社パプリカ 代表取締役。金沢大学 非常勤講師。観光庁・JNTO などの公的統計をもとに、訪日インバウンドのデータ分析と情報発信を行う。

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