外国人宿泊者数の伸び率が高い都道府県ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確定値(前年比)

外国人宿泊者数の伸び率が高い都道府県ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確定値(前年比) 1位 鳥取県 +72.0%

2026年11月時点で最新の観光庁「宿泊旅行統計調査」の2025年確定値(2026年7月公表)をもとに、2025年の外国人宿泊者数の前年比が高い都道府県をランキングにしました。1位は鳥取県(+72.0%)です。

2025年の外国人延べ宿泊者数は全国で前年比+9.4%でした(観光庁「宿泊旅行統計調査」確定値)。都道府県別に伸び率を比べると、1位は鳥取県の+72.0%、2位は新潟県(+60.6%)、3位は三重県(+57.7%)、4位は富山県(+54.5%)でした。

上位10のうち9県が三大都市圏以外の地方部です。一方、前年より減ったのは7府県で、減少率が大きいのは群馬県(-16.7%)、滋賀県(-8.6%)、大分県(-4.9%)でした。伸び率は母数が小さい県ほど大きく振れやすいため、本記事では人数(人泊)もあわせて示します。

目次

ランキングの評価方法

外国人延べ宿泊者数の伸び率 都道府県ランキング【2026年最新版】の評価方法
  • 出典:観光庁「宿泊旅行統計調査」の2025年・2024年1〜12月分(年の確定値)。
  • 指標:外国人延べ宿泊者数の前年比(%)。「外国人」は日本国内に住所を有しない人です(観光庁の定義)。ただし、日本国内の住所の有無による回答が困難な施設は、日本国籍を有しない人を外国人宿泊者として回答してもよいことになっています(報告書の用語の解説)。延べ宿泊者数は「宿泊者数×泊数」で、1人が3泊すると3人泊と数えます。
  • 対象:対象は旅館業法の営業許可を得たホテル・旅館・簡易宿所・会社・団体の宿泊所など(報告書の用語の解説)で、観光庁が標本調査から推計した値です。
  • 三大都市圏と地方部:観光庁の報道発表資料の区分です。三大都市圏は「東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫」の8都府県、地方部は三大都市圏以外の道県です。
  • 確かめたこと:47都道府県の前年比を、観光庁の報道発表資料(2026年7月6日)の表と照らし、すべて一致することを確かめました。
  • 注意:推計値のため誤差があります。上位10の2025年の標準誤差率は2.6〜6.9%です。母数の小さい県の伸び率は大きく振れやすい点にご注意ください。政府統計の数値は「政府標準利用規約(第2.0版)」に基づいて利用し、本サイトで加工・集計しています。
  • 順位の付け方:前年比は当サイトで計算した値なので、丸める前の値で順位を付けています。表示の桁では同じでも順位が違うものがあります(広島県・京都府)。
  • 2026年の値:2026年1〜8月分(各月の第2次速報値・8月分は2026年10月30日公表)の合計です。観光庁は2026年1月分から調査の層化の基準を「従業者数」から「客室数」に変えており、前年同期との比較には見直しの影響が含まれる可能性があります(観光庁の注記)。9月分の都道府県別は2026年11月30日公表予定です。
  • 前年同期:2026年の値は、2025年1〜8月分(年の確定値の月別の値)の合計と比べています。

TOP10(前年比)

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順位都道府県前年比2024年2025年標準誤差率
1鳥取県+72.0%11.8万人泊20.4万人泊4.4%
2新潟県+60.6%52.9万人泊84.9万人泊6.9%
3三重県+57.7%24.1万人泊38.0万人泊3.4%
4富山県+54.5%25.0万人泊38.7万人泊4.9%
5島根県+36.5%8.4万人泊11.4万人泊4.4%
6沖縄県+32.8%693.9万人泊921.2万人泊5.6%
7徳島県+32.5%17.4万人泊23.0万人泊3.4%
8兵庫県+32.3%150.6万人泊199.2万人泊3.2%
9岡山県+32.1%51.4万人泊67.9万人泊4.4%
10青森県+31.4%41.3万人泊54.3万人泊2.6%
都道府県別 外国人延べ宿泊者数の前年比(2025年)

1〜10位の解説

第1位 鳥取県(+72.0%)

第1位 鳥取県:前年比+72.0%

鳥取県の2025年の外国人延べ宿泊者数は20.4万人泊で、前年の11.8万人泊から+72.0%と大きく伸びました。2019年比では+10.3%です。人数の順位は47都道府県で42位。国籍・地域別(従業者10人以上の施設)では中国が21.2%で最も多く、韓国(18.8%)、台湾(16.6%)が続きます。

第2位 新潟県(+60.6%)

第2位 新潟県:前年比+60.6%

新潟県の2025年の外国人延べ宿泊者数は84.9万人泊で、前年の52.9万人泊から+60.6%と大きく伸びました。2019年比では+76.7%です。人数の順位は47都道府県で22位。国籍・地域別(従業者10人以上の施設)では台湾が28.9%で最も多く、中国(14.6%)、香港(10.2%)が続きます。

第3位 三重県(+57.7%)

第3位 三重県:前年比+57.7%

三重県の2025年の外国人延べ宿泊者数は38.0万人泊で、前年の24.1万人泊から+57.7%と大きく伸びました。2019年比では-2.2%です。人数の順位は47都道府県で32位。国籍・地域別(従業者10人以上の施設)では中国が21.8%で最も多く、台湾(15.5%)、韓国(11.8%)が続きます。

第4位 富山県(+54.5%)

第4位 富山県:前年比+54.5%

富山県の2025年の外国人延べ宿泊者数は38.7万人泊で、前年の25.0万人泊から+54.5%と大きく伸びました。2019年比では+8.1%です。人数の順位は47都道府県で31位。国籍・地域別(従業者10人以上の施設)では台湾が21.0%で最も多く、中国(17.0%)、香港(4.9%)が続きます。

第5位 島根県(+36.5%)

第5位 島根県:前年比+36.5%

島根県の2025年の外国人延べ宿泊者数は11.4万人泊で、前年の8.4万人泊から+36.5%と大きく伸びました。2019年比では+9.8%です。人数の順位は47都道府県で46位。国籍・地域別(従業者10人以上の施設)では台湾が24.6%で最も多く、中国(14.9%)、韓国(14.2%)が続きます。

第6位 沖縄県(+32.8%)

第6位 沖縄県:前年比+32.8%

沖縄県の2025年の外国人延べ宿泊者数は921.2万人泊で、前年の693.9万人泊から+32.8%と大きく伸びました。2019年比では+18.8%です。人数の順位は47都道府県で5位。国籍・地域別(従業者10人以上の施設)では台湾が32.4%で最も多く、韓国(18.5%)、中国(11.8%)が続きます。

第7位 徳島県(+32.5%)

第7位 徳島県:前年比+32.5%

徳島県の2025年の外国人延べ宿泊者数は23.0万人泊で、前年の17.4万人泊から+32.5%と大きく伸びました。2019年比では+72.3%です。人数の順位は47都道府県で41位。国籍・地域別(従業者10人以上の施設)では韓国が23.1%で最も多く、台湾(16.4%)、香港(15.4%)が続きます。

第8位 兵庫県(+32.3%)

第8位 兵庫県:前年比+32.3%

兵庫県の2025年の外国人延べ宿泊者数は199.2万人泊で、前年の150.6万人泊から+32.3%と大きく伸びました。2019年比では+45.7%です。人数の順位は47都道府県で16位。国籍・地域別(従業者10人以上の施設)では中国が33.6%で最も多く、台湾(17.9%)、韓国(10.3%)が続きます。

第9位 岡山県(+32.1%)

第9位 岡山県:前年比+32.1%

岡山県の2025年の外国人延べ宿泊者数は67.9万人泊で、前年の51.4万人泊から+32.1%と大きく伸びました。2019年比では+39.5%です。人数の順位は47都道府県で25位。国籍・地域別(従業者10人以上の施設)では台湾が45.2%で最も多く、中国(10.8%)、韓国(6.4%)が続きます。

第10位 青森県(+31.4%)

第10位 青森県:前年比+31.4%

青森県の2025年の外国人延べ宿泊者数は54.3万人泊で、前年の41.3万人泊から+31.4%と大きく伸びました。2019年比では+52.3%です。人数の順位は47都道府県で27位。国籍・地域別(従業者10人以上の施設)では台湾が33.9%で最も多く、中国(17.3%)、韓国(9.7%)が続きます。

伸び率の上位20

外国人延べ宿泊者数の前年比 上位20(2025年)

前年より減った府県

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都道府県前年比2024年2025年
群馬県-16.7%43.2万人泊36.0万人泊
滋賀県-8.6%33.7万人泊30.8万人泊
大分県-4.9%156.9万人泊149.2万人泊
大阪府-3.5%2,539.4万人泊2,451.8万人泊
石川県-2.6%220.0万人泊214.3万人泊
栃木県-1.2%48.1万人泊47.6万人泊
千葉県-0.7%440.8万人泊437.6万人泊

47都道府県の一覧

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順位都道府県前年比2025年(人泊)2019年比
1鳥取県+72.0%203,600+10.3%
2新潟県+60.6%848,870+76.7%
3三重県+57.7%380,310-2.2%
4富山県+54.5%386,900+8.1%
5島根県+36.5%114,300+9.8%
6沖縄県+32.8%9,211,700+18.8%
7徳島県+32.5%230,080+72.3%
8兵庫県+32.3%1,991,650+45.7%
9岡山県+32.1%678,870+39.5%
10青森県+31.4%542,880+52.3%
11奈良県+30.1%520,130-2.8%
12宮城県+29.4%1,005,110+78.5%
13山口県+29.2%162,210+55.4%
14北海道+29.0%13,302,640+51.1%
15愛媛県+28.4%580,850+168.6%
16愛知県+24.4%4,859,630+33.7%
17香川県+24.3%1,127,070+46.0%
18秋田県+24.0%148,340+6.4%
19宮崎県+23.5%263,050-19.4%
20埼玉県+23.1%280,350+27.7%
21山形県+22.0%312,560+33.5%
22熊本県+19.7%1,762,050+88.5%
23長崎県+18.9%764,760+1.5%
24静岡県+18.2%2,228,930-10.6%
25福井県+17.7%108,550+11.1%
26岩手県+16.4%449,750+30.8%
27鹿児島県+14.3%708,960-15.6%
28福岡県+14.0%8,421,130+97.6%
29茨城県+12.4%312,000+43.5%
30神奈川県+11.5%4,927,440+51.7%
31和歌山県+11.3%877,270+33.2%
32福島県+11.0%359,730+67.6%
33佐賀県+9.7%251,600-30.0%
34広島県+8.0%2,115,650+60.0%
35京都府+8.0%18,291,230+52.1%
36山梨県+7.7%2,750,510+33.8%
37長野県+7.2%2,508,350+59.0%
38高知県+6.9%140,780+47.6%
39東京都+5.8%60,115,730+104.8%
40岐阜県+3.9%2,004,510+20.7%
41千葉県-0.7%4,375,880-8.8%
42栃木県-1.2%475,800+34.1%
43石川県-2.6%2,142,820+117.6%
44大阪府-3.5%24,517,740+36.8%
45大分県-4.9%1,491,590+23.6%
46滋賀県-8.6%307,990-27.3%
47群馬県-16.7%360,270+23.2%

2026年1〜8月の伸び率(速報)

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順位都道府県前年同期比2026年1〜8月
1高知県+40.3%12.5万人泊
2茨城県+38.9%24.5万人泊
3福島県+35.5%31.0万人泊
4青森県+31.1%42.8万人泊
5愛媛県+30.3%47.1万人泊

2026年に入ってからの伸び率の全体は、2026年1〜8月の伸び率ランキングをご覧ください。

よくある質問

2025年に外国人の宿泊が最も伸びた都道府県は?

鳥取県で、外国人延べ宿泊者数は11.8万人泊から20.4万人泊へ、前年比+72.0%でした。2位は新潟県(+60.6%)、3位は三重県(+57.7%)です。

2026年に入って伸びている都道府県は?

2026年1〜8月(速報)の前年同期比では、高知県(+40.3%)、茨城県(+38.9%)、福島県(+35.5%)の順です。

全国の伸び率は?

全国の外国人延べ宿泊者数は1億7,992万人泊で、前年比+9.4%でした。三大都市圏は+5.1%、地方部は+19.1%です(観光庁の報道発表資料)。

前年より減った都道府県は?

群馬県(-16.7%)、滋賀県(-8.6%)、大分県(-4.9%)、大阪府(-3.5%)、石川県(-2.6%)、栃木県(-1.2%)、千葉県(-0.7%)です。

伸び率の数字はどこまで信用できますか?

観光庁が標本調査から推計した値で、誤差があります。年間値の標準誤差率は47都道府県で1.4〜7.8%です。宿泊者の少ない県は、少しの増減でも伸び率が大きく動く点にご注意ください。

データはどこで確認できますか?

観光庁「宿泊旅行統計調査」のページで、年の確定値の集計結果(Excel)と報道発表資料(PDF)を誰でも見られます。本記事の全47都道府県の値はCSVでも公開しています。

まとめ

2025年の外国人延べ宿泊者数の伸び率は、鳥取県・新潟県・三重県・富山県など地方の県が上位に並び、上位10のうち9県が地方部でした。外国人延べ宿泊者数に占める地方部の割合は、2024年の30.9%から2025年は33.7%に上がりました(三大都市圏は66.3%・観光庁の報道発表資料)。2026年1〜8月(速報)では、高知県・茨城県・福島県が前年同期を大きく上回っています。インバウンド・パワーランキングでは、公的統計をもとに訪日客の動きを続けて公開していきます。

出典・データ

更新・訂正の履歴

  • 2026年10月24日:評価方法に、当サイトで計算した値なので丸める前の値で順位を付けていて、47都道府県の一覧で表示の桁では同じでも順位が違うものがあることを書きました(数字と順位は変わりません)。
  • 2026年10月29日:「出典・データ」の2024年の確定値の集計結果の公表日を2025年6月27日に直しました(前は2025年の確定値の公表日を書いていました)。2024年の全国と福島県の値を訂正した観光庁の正誤表(2025年8月26日)と、評価方法の説明の出どころ(対象=報告書の用語の解説・層化基準の注記=2026年7月分の報道発表資料)を出典に足しました(この記事の2024年の値は訂正後の値です)。評価方法に、三大都市圏と地方部の区分(観光庁の報道発表資料の8都府県)と、2026年の前年同期が2025年の確定値の1〜7月であることを書きました。まとめの「外国人の宿泊は地方にも広がっています」は観光庁の資料に無い言い方のため、報道発表資料の地方部の割合(2024年30.9%→2025年33.7%)に直しました。「出典・データ」の2025年の確定値の集計結果に、2026年の前年同期に使った第2表の1〜7月を、報道発表資料に、まとめの地方部の割合の図(三大都市圏及び地方部における外国人延べ宿泊者数比較)を書き足しました。数字と順位は変わりません。
  • 2026年11月1日:観光庁「宿泊旅行統計調査」の2026年8月分(第2次速報値)の公表に合わせ、2026年の値を1〜8月に延ばしました。
  • 2026年11月1日:評価方法の「外国人」の説明に、報告書の用語の解説にある但し書き(日本国内の住所の有無による回答が困難な施設は、日本国籍を有しない人を外国人宿泊者として回答してもよいこと)を足しました。
  • 2026年11月2日:導入の1文目の「2026年10月時点で最新の」を、数字を公表元と照らした最終確認の月に合わせて「2026年11月時点で最新の」に直しました(2026年11月2日に、公表元にこれより新しい版が無いことを確かめました)。数字と順位は変わりません。

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図表のご利用について

本ページの図表・数値は、出典「インバウンド・パワーランキング(株式会社パプリカ)」と明記いただければ、報道・資料などでご利用いただけます。画面・紙面での表記の例:「出典:インバウンド・パワーランキング(株式会社パプリカ)」。

高解像度の画像や集計データが必要な場合は、株式会社パプリカ(info@inport.co.jp)までご連絡ください。それぞれの順位の元になった公表資料(どの表のどの行か)も、お問い合わせいただければお示しします。

数字は公表元の資料と照らして確かめています(最終確認:2026年11月1日)。

公開:2026年11月2日

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この記事を書いた人

株式会社パプリカ 代表取締役。金沢大学 非常勤講師。観光庁・JNTO などの公的統計をもとに、訪日インバウンドのデータ分析と情報発信を行う。

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