外国人宿泊者で一番多い国・地域 都道府県ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確定値・2026年1〜8月速報

外国人宿泊者で一番多い国・地域 都道府県ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確定値・2026年1〜8月速報 1位 台湾 20道県で1位

2026年11月時点で最新の観光庁「宿泊旅行統計調査」の2025年確定値(2026年7月公表)と2026年1〜8月の速報値(2026年10月公表)をもとに、都道府県ごとに外国人宿泊者で一番多い国・地域を調べました。2025年は台湾が20道県、2026年1〜8月(速報)は台湾が26道県で最も多い国・地域です。

外国人が泊まる国・地域の顔ぶれは、都道府県によって大きく違います。観光庁の「宿泊旅行統計調査」(2025年確定値・従業者数10人以上の施設)で、都道府県ごとに外国人延べ宿泊者数が最も多い国・地域を調べると、台湾が1位の道県が20、中国が16、韓国が10、米国が1(広島県)でした。

東北の6県はすべて台湾、九州の7県はすべて韓国が1位です。近畿は滋賀県を除いて中国が1位でした。1つの国・地域の割合が最も高いのは福島県で、外国人の宿泊の56.9%を台湾が占めます。

目次

ランキングの評価方法

外国人宿泊者の国・地域 都道府県ランキング【2026年最新版】の評価方法
  • 出典:観光庁「宿泊旅行統計調査」の2025年1〜12月分(年の確定値)の参考第1表「国籍(出身地)別 外国人延べ宿泊者数」。
  • 対象:従業者数10人以上の施設(観光庁が国籍別に集計している範囲)。全国の合計は1億5,425万人泊で、外国人延べ宿泊者数全体(1億7,992万人泊)の約86%にあたります。
  • 国・地域:韓国・中国・香港・台湾・米国・カナダ・英国・ドイツ・フランス・ロシア・シンガポール・タイ・マレーシア・インド・オーストラリア・インドネシア・ベトナム・フィリピン・イタリア・スペインの20と「その他」。「その他」は1つの国・地域ではないため順位から除きました。
  • 用語:「外国人」は日本国内に住所を有しない人です(観光庁の定義)。ただし、日本国内の住所の有無による回答が困難な施設は、日本国籍を有しない人を外国人宿泊者として回答してもよいことになっています(報告書の用語の解説)。延べ宿泊者数は「宿泊者数×泊数」で、1人が3泊すると3人泊と数えます。
  • 割合:その国・地域の延べ宿泊者数÷その都道府県の外国人延べ宿泊者数(国籍不詳を含む)。
  • 前年比:解説の外国人延べ宿泊者数(全施設)の前年比は、2025年と2024年の年の確定値の第2表(年計)から計算した値で、観光庁の2025年の報道発表資料の都道府県別の表の前年比と同じです(2024年の値は2025年8月26日の正誤表の訂正後)。
  • 注意:推計値のため誤差があります。政府統計の数値は「政府標準利用規約(第2.0版)」に基づいて利用し、本サイトで加工・集計しています。
  • 2026年の値:2026年1〜8月分(第2次速報値)の参考第1表の合計です。2026年は客室数20室以上の施設の集計で、メキシコ・北欧地域・中東地域を加えた24区分です。2025年(従業者数10人以上の施設・21区分)とは集計の範囲が違うため、比較は目安です。月ごとの表で*印の付いた値(標準誤差率が30%以上の推定値)も合計に入れています。

国・地域ごとの「1位の数」

国・地域1位の数都道府県
台湾20北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・栃木・群馬・新潟・富山・石川・福井・長野・滋賀・島根・岡山・香川・高知・沖縄
中国16茨城・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・岐阜・静岡・愛知・三重・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取
韓国10山口・徳島・愛媛・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島
米国1広島
都道府県別 外国人延べ宿泊者数が最も多い国・地域(2025年)

TOP10(最も多い国・地域の割合)

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順位都道府県最も多い国・地域割合2位
1福島県台湾56.9%中国(6.0%)
2岩手県台湾51.1%中国(8.2%)
3高知県台湾48.8%中国(10.7%)
4秋田県台湾45.9%中国(10.1%)
5宮城県台湾45.3%中国(13.5%)
6岡山県台湾45.2%中国(10.8%)
7愛媛県韓国42.4%台湾(26.6%)
8山形県台湾42.1%中国(12.8%)
9山口県韓国41.1%米国(14.8%)
10静岡県中国39.7%台湾(9.0%)

1〜10位の解説

第1位 福島県(台湾が56.9%)

第1位 福島県:台湾が56.9%

福島県の外国人宿泊者(従業者10人以上の施設)のうち、台湾が56.9%を占めて最も多く、2位の中国(6.0%)を大きく上回ります。台湾からの延べ宿泊者数は18.5万人泊でした。福島県の外国人延べ宿泊者数(全施設)は36.0万人泊で、前年比+11.0%です。

第2位 岩手県(台湾が51.1%)

第2位 岩手県:台湾が51.1%

岩手県の外国人宿泊者(従業者10人以上の施設)のうち、台湾が51.1%を占めて最も多く、2位の中国(8.2%)を大きく上回ります。台湾からの延べ宿泊者数は22.0万人泊でした。岩手県の外国人延べ宿泊者数(全施設)は45.0万人泊で、前年比+16.4%です。

第3位 高知県(台湾が48.8%)

第3位 高知県:台湾が48.8%

高知県の外国人宿泊者(従業者10人以上の施設)のうち、台湾が48.8%を占めて最も多く、2位の中国(10.7%)を大きく上回ります。台湾からの延べ宿泊者数は5.7万人泊でした。高知県の外国人延べ宿泊者数(全施設)は14.1万人泊で、前年比+6.9%です。

第4位 秋田県(台湾が45.9%)

第4位 秋田県:台湾が45.9%

秋田県の外国人宿泊者(従業者10人以上の施設)のうち、台湾が45.9%を占めて最も多く、2位の中国(10.1%)を大きく上回ります。台湾からの延べ宿泊者数は5.8万人泊でした。秋田県の外国人延べ宿泊者数(全施設)は14.8万人泊で、前年比+24.0%です。

第5位 宮城県(台湾が45.3%)

第5位 宮城県:台湾が45.3%

宮城県の外国人宿泊者(従業者10人以上の施設)のうち、台湾が45.3%を占めて最も多く、2位の中国(13.5%)を大きく上回ります。台湾からの延べ宿泊者数は44.0万人泊でした。宮城県の外国人延べ宿泊者数(全施設)は100.5万人泊で、前年比+29.4%です。

第6位 岡山県(台湾が45.2%)

第6位 岡山県:台湾が45.2%

岡山県の外国人宿泊者(従業者10人以上の施設)のうち、台湾が45.2%を占めて最も多く、2位の中国(10.8%)を大きく上回ります。台湾からの延べ宿泊者数は28.3万人泊でした。岡山県の外国人延べ宿泊者数(全施設)は67.9万人泊で、前年比+32.1%です。

第7位 愛媛県(韓国が42.4%)

第7位 愛媛県:韓国が42.4%

愛媛県の外国人宿泊者(従業者10人以上の施設)のうち、韓国が42.4%を占めて最も多く、2位の台湾(26.6%)を大きく上回ります。韓国からの延べ宿泊者数は20.2万人泊でした。愛媛県の外国人延べ宿泊者数(全施設)は58.1万人泊で、前年比+28.4%です。

第8位 山形県(台湾が42.1%)

第8位 山形県:台湾が42.1%

山形県の外国人宿泊者(従業者10人以上の施設)のうち、台湾が42.1%を占めて最も多く、2位の中国(12.8%)を大きく上回ります。台湾からの延べ宿泊者数は12.0万人泊でした。山形県の外国人延べ宿泊者数(全施設)は31.3万人泊で、前年比+22.0%です。

第9位 山口県(韓国が41.1%)

第9位 山口県:韓国が41.1%

山口県の外国人宿泊者(従業者10人以上の施設)のうち、韓国が41.1%を占めて最も多く、2位の米国(14.8%)を大きく上回ります。韓国からの延べ宿泊者数は6.4万人泊でした。山口県の外国人延べ宿泊者数(全施設)は16.2万人泊で、前年比+29.2%です。

第10位 静岡県(中国が39.7%)

第10位 静岡県:中国が39.7%

静岡県の外国人宿泊者(従業者10人以上の施設)のうち、中国が39.7%を占めて最も多く、2位の台湾(9.0%)を大きく上回ります。中国からの延べ宿泊者数は76.1万人泊でした。静岡県の外国人延べ宿泊者数(全施設)は222.9万人泊で、前年比+18.2%です。

47都道府県の一覧

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都道府県1位1位の割合2位3位
北海道台湾21.4%韓国中国
青森県台湾33.9%中国韓国
岩手県台湾51.1%中国香港
宮城県台湾45.3%中国香港
秋田県台湾45.9%中国米国
山形県台湾42.1%中国香港
福島県台湾56.9%中国タイ
茨城県中国20.6%台湾韓国
栃木県台湾15.9%中国米国
群馬県台湾28.7%中国香港
埼玉県中国21.6%米国台湾
千葉県中国20.9%米国台湾
東京都中国18.0%米国台湾
神奈川県中国21.8%米国台湾
新潟県台湾28.9%中国香港
富山県台湾21.0%中国香港
石川県台湾17.6%中国米国
福井県台湾22.4%中国香港
山梨県中国26.2%台湾タイ
長野県台湾20.4%中国オーストラリア
岐阜県中国21.0%台湾タイ
静岡県中国39.7%台湾韓国
愛知県中国28.1%台湾韓国
三重県中国21.8%台湾韓国
滋賀県台湾25.0%中国韓国
京都府中国20.1%米国台湾
大阪府中国27.9%韓国台湾
兵庫県中国33.6%台湾韓国
奈良県中国29.4%米国台湾
和歌山県中国35.2%台湾香港
鳥取県中国21.2%韓国台湾
島根県台湾24.6%中国韓国
岡山県台湾45.2%中国韓国
広島県米国12.7%オーストラリア英国
山口県韓国41.1%米国台湾
徳島県韓国23.1%台湾香港
香川県台湾34.5%中国韓国
愛媛県韓国42.4%台湾中国
高知県台湾48.8%中国香港
福岡県韓国36.8%台湾中国
佐賀県韓国34.2%台湾中国
長崎県韓国31.3%台湾米国
熊本県韓国31.4%台湾中国
大分県韓国38.9%台湾香港
宮崎県韓国31.2%台湾中国
鹿児島県韓国34.3%中国台湾
沖縄県台湾32.4%韓国中国

2026年1〜8月の「1位の数」(速報)

国・地域1位の数都道府県
台湾26北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・栃木・群馬・新潟・富山・石川・福井・山梨・長野・岐阜・愛知・三重・滋賀・兵庫・鳥取・島根・岡山・香川・高知・沖縄
韓国11大阪・山口・徳島・愛媛・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島
米国6千葉・東京・神奈川・京都・奈良・広島
中国4茨城・埼玉・静岡・和歌山
都道府県別 外国人延べ宿泊者数が最も多い国・地域(2026年1〜8月・速報)

2025年から1位が変わった都道府県

都道府県2025年の1位2026年1〜8月の1位
千葉県中国米国
東京都中国米国
神奈川県中国米国
山梨県中国台湾
岐阜県中国台湾
愛知県中国台湾
三重県中国台湾
京都府中国米国
大阪府中国韓国
兵庫県中国台湾
奈良県中国米国
鳥取県中国台湾

2026年1〜8月は12都府県で1位の国・地域が変わりました。12都府県とも2025年の1位は中国でした。日本政府観光局(JNTO)によると、中国からの訪日客は2026年1〜9月で前年同期比-55.5%です(訪日客の統計で、宿泊の統計とは別の統計です)。2025年と2026年は集計の範囲が違うため、比較は目安です。

よくある質問

外国人宿泊者で最も多い国・地域が「台湾」の都道府県はいくつ?

20道県です(2025年・従業者10人以上の施設)。東北の6県や北陸、四国の香川県・高知県、沖縄県などで台湾が1位です。

2026年は1位の国・地域が変わりましたか?

2026年1〜8月(速報)では、台湾が26、韓国が11、米国が6、中国が4の都道府県で1位です。2025年から12都府県で1位が変わりました。

中国が1位の都道府県は?

茨城県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・鳥取県の16都府県です。

韓国が1位の都道府県は?

山口県・徳島県・愛媛県・福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県の10県です。九州の7県はすべて韓国が1位です。

米国が1位の都道府県は?

広島県だけで、米国が12.7%を占めます。

データはどこで確認できますか?

観光庁「宿泊旅行統計調査」のページの、年の確定値の集計結果(Excel)の参考第1表で確認できます。本記事の全47都道府県の1〜3位はCSVでも公開しています。

まとめ

外国人宿泊者で最も多い国・地域は、台湾が20道県、中国が16都府県、韓国が10県、米国が広島県の1県でした。東北は台湾、九州は韓国、近畿は滋賀県を除いて中国が1位です。2026年1〜8月(速報)では台湾が26道県で1位となり、12都府県で1位が変わりました。インバウンド・パワーランキングでは、公的統計をもとに地域と国・地域の組み合わせを続けて公開していきます。

出典・データ

更新・訂正の履歴

  • 2026年10月21日:日本政府観光局(JNTO)の2026年9月分の公表に合わせ、中国からの訪日客の前年同期比を1〜9月の値にしました。
  • 2026年10月24日:2026年1〜7月の集計で、観光庁の月ごとの表で*印(標準誤差率30%以上)の付いた値を数に入れていなかったため、長野県の1位を「オーストラリア」、宮崎県の1位を「台湾」としていました。入れ直すと長野県は台湾、宮崎県は韓国が1位で、「1位の数」は台湾26・韓国11・米国6・中国4、2025年から1位が変わったのは14から12都道府県に訂正しました。
  • 2026年11月1日:観光庁「宿泊旅行統計調査」の2026年8月分(第2次速報値)の公表に合わせ、2026年の値を1〜8月に延ばしました。
  • 2026年11月2日:導入の1文目の「2026年10月時点で最新の」を、数字を公表元と照らした最終確認の月に合わせて「2026年11月時点で最新の」に直しました(2026年11月2日に、公表元にこれより新しい版が無いことを確かめました)。数字と順位は変わりません。
  • 2026年11月3日:CSVの「2026年の1位の割合」の分母を、評価方法のとおり国籍不詳を含む外国人延べ宿泊者数に直しました(前は国籍別の値の合計を分母にしていて、47都道府県とも値が違いました。例:福島県 62.7%→61.5%)。2026年の段の「中国からの訪日客が大きく減ったことが背景にあります」は観光庁の資料に無い説明のため、変わった12都府県とも2025年の1位が中国だったことと、日本政府観光局(JNTO)の値を分けて書き、集計の範囲が違うことを書きました。まとめの「訪日客の誘致では、地域ごとに「どこから来ているか」を踏まえることが大切です」は観光庁の資料に無い勧めのため外しました。まとめの「近畿は中国と、地域ごとにはっきりした傾向があります」を「近畿は滋賀県を除いて中国が1位です」にしました。「26都道府県」「12都道府県」を、数えた都道府県に合わせて「26道県」「12都府県」にしました。2025年の地図の注「1位の道府県の数」を「都道府県」に直しました(中国の16には東京都が入ります)。評価方法に「外国人」の定義と報告書の用語の解説にある但し書き、解説の前年比の出どころを書き、出典に前年比に使った2025年の報道発表資料と2024年の集計結果、2024年の値を訂正した正誤表(2025年8月26日)、報告書、2026年8月分の報道発表資料を足しました。1位の国・地域と順位は変わりません。

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本ページの図表・数値は、出典「インバウンド・パワーランキング(株式会社パプリカ)」と明記いただければ、報道・資料などでご利用いただけます。画面・紙面での表記の例:「出典:インバウンド・パワーランキング(株式会社パプリカ)」。

高解像度の画像や集計データが必要な場合は、株式会社パプリカ(info@inport.co.jp)までご連絡ください。それぞれの順位の元になった公表資料(どの表のどの行か)も、お問い合わせいただければお示しします。

数字は公表元の資料と照らして確かめています(最終確認:2026年11月3日)。

公開:2026年11月3日

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この記事を書いた人

株式会社パプリカ 代表取締役。金沢大学 非常勤講師。観光庁・JNTO などの公的統計をもとに、訪日インバウンドのデータ分析と情報発信を行う。

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