2026年11月時点で最新の観光庁「インバウンド消費動向調査」の2025年暦年の確報(2026年3月公表)と2026年4〜6月期の2次速報(2026年9月公表)をもとに、訪日客が日本滞在中に買い物をした場所をランキングにしました。1位はコンビニ(85.3%)です。
観光庁の「インバウンド消費動向調査」(2025年暦年・確報)によると、訪日客が日本滞在中に買い物をした場所(複数回答)は、コンビニエンスストアが85.3%で最も多く、百貨店・デパート(59.4%)、ドラッグストア(59.2%)、空港の免税店(55.3%)、スーパーマーケット(50.4%)が続きました。
20の国・地域のうち19でコンビニが1位で、ロシアだけは百貨店・デパートが1位でした(ロシアは回答者192人で、百貨店・デパート 72.0%・コンビニ 71.0%)。ドラッグストアは台湾(83.3%)・中国(80.1%)で8割を超える一方、イタリアは24.6%で、国・地域によって行く店が大きく違います。
ランキングの評価方法

- 出典:観光庁「インバウンド消費動向調査」の2025年暦年(確報)集計表「表1-1 国籍・地域別 回答者属性および旅行内容」の「日本滞在中に利用した買物場所」と、年次報告書の図表3-3。
- 指標:日本滞在中にその場所で買い物をした人の割合(%・複数回答)。「その他」「買い物はしなかった」は順位から除きました。表示の割合(小数1桁)が同じ国・地域は並べて書いています。
- 確かめたこと:年次報告書の図表3-3(コンビニ85.3%・百貨店59.4%・ドラッグストア59.2%・空港の免税店55.3%・スーパー50.4%)と集計表の値が一致することを確かめました。国・地域別の値は集計表の値です。
- 調査の方法:観光庁が全国の主な空港・港で、出国する訪日客(一般客)に聞いた「地域調査」の結果です。集計値は全国調査の国籍・地域別の訪日客数に合わせて重み付け(ウェイトバック)した値で、回答者数は重み付け前の数です(集計表の注意書き)。
- 回答者数:国・地域ごとの回答者数は192〜23,545人です。ロシア(192人)は回答者が少なく、誤差が大きい可能性があります。
- 2026年の値:2026年4〜6月期(2次速報)の集計表(2026年9月30日公表)の同じ表です。2026年からメキシコ・北欧・中東が加わっています。四半期の値は回答者が少ない国・地域があり、年間の値より大きく動きます。7〜9月期の1次速報(2026年10月21日公表)の集計表には買物場所の項目がありません(7〜9月期の2次速報は2026年12月24日公表の予定です)。
- 注意:政府統計の数値は「政府標準利用規約(第2.0版)」に基づいて利用し、本サイトで加工・集計しています。
ランキング(日本滞在中に買い物をした場所)
| 順位 | 買い物をした場所 | 割合 | 一番高い国・地域 | 一番低い国・地域 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | コンビニエンスストア | 85.3% | オーストラリア(90.3%) | ロシア※(71.0%) |
| 2 | 百貨店・デパート | 59.4% | シンガポール(75.0%) | 韓国(43.4%) |
| 3 | ドラッグストア | 59.2% | 台湾(83.3%) | イタリア(24.6%) |
| 4 | 空港の免税店 | 55.3% | 中国(74.9%) | ドイツ(21.2%) |
| 5 | スーパーマーケット | 50.4% | 台湾(66.6%) | 韓国(34.5%) |
| 6 | 観光地の土産店 | 36.2% | スペイン(63.8%) | 韓国(22.5%) |
| 7 | ディスカウントストア | 27.0% | フィリピン(51.7%) | 中国(12.6%) |
| 8 | ファッション専門店 | 26.7% | フランス(43.1%) | 韓国(14.6%) |
| 9 | 都心の複合商業施設 | 20.8% | フランス(36.6%) | インドネシア(8.7%) |
| 10 | 100円ショップ | 16.3% | ロシア※(25.5%) | 中国(10.4%) |
| 11 | 家電量販店 | 15.1% | ロシア※(28.7%) | 韓国(6.1%) |
| 12 | その他のショッピングセンター | 14.3% | ロシア※(22.5%) | 英国(10.2%) |
| 13 | アウトレットモール | 11.1% | フィリピン(21.8%) | 韓国(5.8%) |
| 14 | 鉄道駅構内の店舗 | 9.3% | フランス(17.8%) | 韓国(5.0%) |
| 15 | 宿泊施設 | 5.1% | 台湾(7.9%) | インドネシア・ドイツ・フィリピン・ベトナム(いずれも1.6%) |
| 16 | 高速道路のSA・道の駅 | 4.3% | 台湾(8.1%) | インド(0.8%) |
| 17 | クルーズ寄港港湾内の店舗 | 0.5% | ロシア※(3.4%) | インド・マレーシア(いずれも0.1%) |
※は回答者が500人未満で、誤差が大きい値です。

1〜10位の解説
第1位 コンビニエンスストア(85.3%)

訪日客の85.3%が、日本滞在中に「コンビニエンスストア」で買い物をしました(複数回答)。国・地域別ではオーストラリア(90.3%)、カナダ(89.8%)で高く、ロシア※(71.0%)で低くなっています。※は回答者が500人未満で、誤差が大きい値です。
第2位 百貨店・デパート(59.4%)

訪日客の59.4%が、日本滞在中に「百貨店・デパート」で買い物をしました(複数回答)。国・地域別ではシンガポール(75.0%)、タイ・ロシア※(いずれも72.0%)で高く、韓国(43.4%)で低くなっています。※は回答者が500人未満で、誤差が大きい値です。
第3位 ドラッグストア(59.2%)

訪日客の59.2%が、日本滞在中に「ドラッグストア」で買い物をしました(複数回答)。国・地域別では台湾(83.3%)、中国(80.1%)で高く、イタリア(24.6%)で低くなっています。
第4位 空港の免税店(55.3%)

訪日客の55.3%が、日本滞在中に「空港の免税店」で買い物をしました(複数回答)。国・地域別では中国(74.9%)、台湾(68.4%)で高く、ドイツ(21.2%)で低くなっています。
第5位 スーパーマーケット(50.4%)

訪日客の50.4%が、日本滞在中に「スーパーマーケット」で買い物をしました(複数回答)。国・地域別では台湾(66.6%)、香港(60.6%)で高く、韓国(34.5%)で低くなっています。
第6位 観光地の土産店(36.2%)

訪日客の36.2%が、日本滞在中に「観光地の土産店」で買い物をしました(複数回答)。国・地域別ではスペイン(63.8%)、イタリア(62.7%)で高く、韓国(22.5%)で低くなっています。
第7位 ディスカウントストア(27.0%)

訪日客の27.0%が、日本滞在中に「ディスカウントストア」で買い物をしました(複数回答)。国・地域別ではフィリピン(51.7%)、インドネシア(49.8%)で高く、中国(12.6%)で低くなっています。
第8位 ファッション専門店(26.7%)

訪日客の26.7%が、日本滞在中に「ファッション専門店」で買い物をしました(複数回答)。国・地域別ではフランス(43.1%)、インドネシア(42.9%)で高く、韓国(14.6%)で低くなっています。
第9位 都心の複合商業施設(20.8%)

訪日客の20.8%が、日本滞在中に「都心の複合商業施設」で買い物をしました(複数回答)。国・地域別ではフランス(36.6%)、韓国(30.1%)で高く、インドネシア(8.7%)で低くなっています。
第10位 100円ショップ(16.3%)

訪日客の16.3%が、日本滞在中に「100円ショップ」で買い物をしました(複数回答)。国・地域別ではロシア※(25.5%)、インドネシア(25.4%)で高く、中国(10.4%)で低くなっています。※は回答者が500人未満で、誤差が大きい値です。
国・地域ごとの上位3つ
| 国・地域 | 1位 | 2位 | 3位 |
|---|---|---|---|
| 韓国 | コンビニ(82.5%) | 空港の免税店(54.6%) | ドラッグストア(48.9%) |
| 台湾 | コンビニ(87.3%) | ドラッグストア(83.3%) | 百貨店(69.0%) |
| 香港 | コンビニ(84.3%) | ドラッグストア(74.0%) | 百貨店(68.0%) |
| 中国 | コンビニ(89.5%) | ドラッグストア(80.1%) | 空港の免税店(74.9%) |
| タイ | コンビニ(83.0%) | 百貨店(72.0%) | 空港の免税店(61.8%) |
| シンガポール | コンビニ(82.9%) | 百貨店(75.0%) | 空港の免税店(56.7%) |
| マレーシア | コンビニ(86.2%) | 百貨店(56.3%) | ドラッグストア(55.6%) |
| インドネシア | コンビニ(88.1%) | スーパー(55.1%) | 百貨店(54.1%) |
| フィリピン | コンビニ(87.2%) | 百貨店(56.4%) | ディスカウントストア(51.7%) |
| ベトナム | コンビニ(71.6%) | スーパー(56.5%) | 空港の免税店(47.9%) |
| インド | コンビニ(74.9%) | 百貨店(54.5%) | スーパー(50.7%) |
| 英国 | コンビニ(79.5%) | 百貨店(67.2%) | 観光地の土産店(52.4%) |
| ドイツ | コンビニ(78.2%) | 百貨店(55.6%) | スーパー(54.4%) |
| フランス | コンビニ(80.7%) | 観光地の土産店(62.0%) | 百貨店(54.3%) |
| イタリア | コンビニ(75.9%) | 観光地の土産店(62.7%) | スーパー(53.7%) |
| スペイン | コンビニ(82.8%) | 観光地の土産店(63.8%) | スーパー(56.9%) |
| ロシア※ | 百貨店(72.0%) | コンビニ(71.0%) | スーパー(59.1%) |
| 米国 | コンビニ(85.7%) | 百貨店(59.7%) | 観光地の土産店(55.1%) |
| カナダ | コンビニ(89.8%) | 百貨店(58.1%) | 観光地の土産店(52.7%) |
| オーストラリア | コンビニ(90.3%) | 百貨店(61.2%) | 観光地の土産店(53.9%) |
空港の免税店は中国(74.9%)・台湾(68.4%)、観光地の土産店はスペイン(63.8%)・イタリア(62.7%)、百貨店・デパートはシンガポール(75.0%)・タイとロシア※(いずれも72.0%)で高くなっています。訪日客1人当たりの買物代は61,136円(2025年)で、国・地域別の金額は訪日客の買い物代が多い国・地域ランキングにまとめています。※は回答者が500人未満で、誤差が大きい値です。
2026年4〜6月期(2次速報)の買い物をした場所
| 順位 | 買い物をした場所 | 2026年4〜6月期(2次速報) | 2025年 |
|---|---|---|---|
| 1 | コンビニエンスストア | 86.6% | 85.3% |
| 2 | 百貨店・デパート | 60.7% | 59.4% |
| 3 | ドラッグストア | 58.2% | 59.2% |
| 4 | 空港の免税店 | 51.9% | 55.3% |
| 5 | スーパーマーケット | 51.0% | 50.4% |
| 6 | 観光地の土産店 | 38.7% | 36.2% |
| 7 | ファッション専門店 | 33.0% | 26.7% |
| 8 | ディスカウントストア | 28.2% | 27.0% |
| 9 | 都心の複合商業施設 | 21.1% | 20.8% |
| 10 | 100円ショップ | 16.6% | 16.3% |
2026年4〜6月期(2次速報)でもコンビニ(86.6%)、百貨店(60.7%)、ドラッグストア(58.2%)が上位でした。
よくある質問
- 訪日客が一番買い物をした場所は?
-
コンビニエンスストアで、85.3%が日本滞在中に利用しました(2025年・複数回答)。百貨店・デパート(59.4%)、ドラッグストア(59.2%)が続きます。
- ドラッグストアで買い物をする訪日客はどのくらいですか?
-
59.2%です。台湾(83.3%)、中国(80.1%)で高く、イタリア(24.6%)で低くなっています。
- 空港の免税店はどのくらい使われていますか?
-
55.3%が利用しました。中国(74.9%)が最も高く、ドイツ(21.2%)が最も低い値です。
- 国・地域によって違いますか?
-
コンビニは19の国・地域で1位ですが、2位以下は国・地域で違います。アジアの多くの国・地域はドラッグストアや空港の免税店、欧州の多くの国は観光地の土産店を挙げる人が多くなっています。
- 訪日客は買い物にいくら使っていますか?
-
1人当たりの買物代は61,136円です(2025年)。国・地域別では訪日客の買い物代が多い国・地域ランキングをご覧ください。
- データはどこで確認できますか?
-
観光庁「インバウンド消費動向調査」のページで、年間の集計表(Excel)と年次報告書(PDF)を誰でも見られます。本記事の国・地域別の値はCSVでも公開しています。
まとめ
2025年に訪日客が買い物をした場所は、コンビニ・百貨店・ドラッグストアが上位でした。コンビニはほとんどの国・地域で1位で、ドラッグストアや空港の免税店、観光地の土産店は国・地域によって使い方が大きく違います。インバウンド・パワーランキングでは、公的統計をもとに訪日客の買い物の動きを国・地域別に比べて公開していきます。
出典・データ
- 観光庁「インバウンド消費動向調査」
- 観光庁「インバウンド消費動向調査 2025年暦年(確報)集計表」(Excel・2026年3月31日公表):表1-1 国籍・地域(21区分)別 回答者属性および旅行内容の「日本滞在中に利用した買物場所」【B1】・参考2 費目別1人1回当たり旅行消費単価の「買物代」。2026年10月8日に一部の統計表が修正されました(この記事の数字は修正後の表で確かめました)
- 観光庁「インバウンド消費動向調査 2025年 年次報告書」(PDF・2026年3月(奥付の発行)):図表3-3 買物場所(全国籍・地域、複数回答)
- 観光庁「インバウンド消費動向調査 2026年4〜6月期 2次速報 集計表」(Excel・2026年9月30日公表):表1-1 国籍・地域(24区分)別 回答者属性および旅行内容の「日本滞在中に利用した買物場所」【B1】
- このランキングの全データ(CSV)
更新・訂正の履歴
- 2026年10月22日:ランキングの表の「一番高い・低い国・地域」で、同じ割合(小数1桁)で並ぶ国・地域を1つしか書いていなかったので、並ぶ国・地域をすべて書く形に直しました(例:宿泊施設の一番低い国・地域は4か国が1.6%)。回答者500人未満の国・地域に※を付けました。数字の変更はありません。
- 2026年10月24日:「1〜10位の解説」の百貨店・デパートと「国・地域ごとの上位3つ」の下の文で、割合が高い国・地域にシンガポールとタイ(72.0%)だけを書いていましたが、同じ72.0%のロシアが抜けていたので、並ぶ国・地域をすべて書く形に直しました。数字の変更はありません。
- 2026年11月1日:よくある質問の「アジアの国・地域はドラッグストアや空港の免税店」を「アジアの多くの国・地域は」に直しました(インドネシア・フィリピン・インドは2位・3位にドラッグストアも空港の免税店も入らないため)。1〜10位の解説と国・地域ごとの上位3つの表とその下の文で、ロシアに表と同じ※(回答者500人未満)を付けました。評価方法に、7〜9月期の1次速報の集計表には買物場所の項目が無いことを書きました。出典に、2025年確報の集計表が2026年10月8日に一部修正されたこと(この記事の数字は修正後の表で確かめたこと)を書き、年次報告書の発行を「2026年3月(奥付の発行)」と書きました。数字の変更はありません。
- 2026年11月2日:導入の1文目の「2026年10月時点で最新の」を、数字を公表元と照らした最終確認の月に合わせて「2026年11月時点で最新の」に直しました(2026年11月2日に、公表元にこれより新しい版が無いことを確かめました)。数字と順位は変わりません。
関連ランキング
- 訪日客の買い物代が多い国・地域ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確報・2026年7〜9月期速報
- 免税店が多い都道府県ランキング【2026年最新版】観光庁 2026年3月末
- 日本に10回以上来ているリピーターが多い国・地域ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確報・2026年7〜9月期速報
- 訪日客が一番満足した買い物ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確報・2026年4〜6月期速報
- 訪日客の支払い方法ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確報・2026年4〜6月期速報
- 訪日客が日本でしたことランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確報・2026年4〜6月期速報
- 訪日客がよく買うものランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確報・2026年4〜6月期速報
- 免税で買い物をした訪日客が多い国・地域ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確報・2026年4〜6月期速報
- 訪日客の飲食費が多い国・地域ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確報・2026年4〜6月期速報
- 訪日客が日本で使った交通手段ランキング【2026年最新版】観光庁 2025年確報・2026年4〜6月期速報
- インバウンド・パワーランキングの一覧
図表のご利用について
本ページの図表・数値は、出典「インバウンド・パワーランキング(株式会社パプリカ)」と明記いただければ、報道・資料などでご利用いただけます。画面・紙面での表記の例:「出典:インバウンド・パワーランキング(株式会社パプリカ)」。
高解像度の画像や集計データが必要な場合は、株式会社パプリカ(info@inport.co.jp)までご連絡ください。それぞれの順位の元になった公表資料(どの表のどの行か)も、お問い合わせいただければお示しします。
数字は公表元の資料と照らして確かめています(最終確認:2026年11月1日)。
公開:2026年11月2日

