2026年10月時点で最新の環境省「令和6年度温泉利用状況」(2025年3月末現在)をもとに、温泉の源泉の数が多い都道府県をランキングにしました。1位は大分県(5,094か所)です。
環境省の「温泉利用状況」(令和6年度・2025年3月末現在)によると、全国の温泉の源泉は27,899か所でした。都道府県別では大分県が5,094か所で最も多く、全国の18.3%を占めます。鹿児島県(2,735か所)、北海道(2,249か所)、静岡県(2,185か所)、熊本県(1,339か所)が続きます。
湧き出る量(湧出量)でも大分県が毎分293,610リットルで1位です。温泉地の数は北海道(226か所)、温泉の宿泊施設に泊まった人(延べ宿泊利用人員)は北海道(1,357万9,988人)が最も多く、源泉の数とは違う顔ぶれになります。
ランキングの評価方法

- 出典:環境省「温泉に関するデータ」(温泉利用状況)の「令和6年度温泉利用状況」(2025年3月末現在・都道府県別)と「温泉利用状況経年変化表」。
- 指標:源泉総数(か所)=利用源泉数+未利用源泉数。湧出量は毎分のリットル(自噴と動力の合計)、延べ宿泊利用人員は温泉を利用する宿泊施設に泊まった人の年度の延べ人数です(環境省の表の区分)。
- 温泉とは:温泉法では、地中から湧き出る温水・鉱水・水蒸気などのうち、温度が25℃以上か、決められた成分を含むものを温泉としています。源泉の数には25℃未満の源泉も含みます。
- 確かめたこと:47都道府県の源泉総数の合計が全国の値(27,899か所)と一致することを確かめました。都道府県の値は、PDF を別の読み方で読み直して照らしています。
- 注意:都道府県の報告をもとに環境省がまとめた値です。源泉数・温泉地数は年度末(3月末)時点、宿泊利用人員は令和6年度(2024年4月〜2025年3月)の延べ人数で、環境省の表でも「参考数値」とされています。温泉地数は宿泊施設のある場所を数えています(環境省の注記)。
- 順位の付け方:環境省の表に出ている値(表示の桁)で順位を付けています。同じ値は同じ順位です。
- 表の値の注意:環境省の表では、富山県と全国の合計は、利用源泉数と未利用源泉数を足した数が源泉総数より1か所多くなっています(富山県 126+44=170・源泉総数169、全国 16,868+11,032=27,900・源泉総数27,899)。本記事とCSVは環境省の表の値のまま載せています(環境省のページにも「四捨五入等の理由により、端数において計数が合致しない場合があります」とあります)。
TOP10(温泉の源泉数)
| 順位 | 都道府県 | 源泉数 | 湧出量(L/分) | 温泉地数 | 延べ宿泊利用人員 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 大分県 | 5,094か所 | 293,610 | 63か所 | 549万5,869人 |
| 2 | 鹿児島県 | 2,735か所 | 167,150 | 87か所 | 213万6,463人 |
| 3 | 北海道 | 2,249か所 | 189,888 | 226か所 | 1,357万9,988人 |
| 4 | 静岡県 | 2,185か所 | 109,955 | 118か所 | 1,057万6,818人 |
| 5 | 熊本県 | 1,339か所 | 129,598 | 55か所 | 265万3,596人 |
| 6 | 青森県 | 1,089か所 | 139,808 | 120か所 | 145万3,144人 |
| 7 | 長野県 | 955か所 | 106,110 | 193か所 | 708万1,036人 |
| 8 | 福島県 | 799か所 | 76,291 | 122か所 | 362万2,686人 |
| 9 | 宮城県 | 740か所 | 28,178 | 39か所 | 216万5,708人 |
| 10 | 栃木県 | 633か所 | 61,243 | 66か所 | 429万6,081人 |

1〜10位の解説
第1位 大分県(5,094か所)

大分県の温泉の源泉は5,094か所(利用している源泉3,775か所・利用していない源泉1,319か所)で、全国の18.3%です。湧出量は毎分293,610リットル(全国1位)、温泉地は63か所、温泉の宿泊施設の延べ宿泊利用人員は549万5,869人でした。
第2位 鹿児島県(2,735か所)

鹿児島県の温泉の源泉は2,735か所(利用している源泉1,202か所・利用していない源泉1,533か所)で、全国の9.8%です。湧出量は毎分167,150リットル(全国3位)、温泉地は87か所、温泉の宿泊施設の延べ宿泊利用人員は213万6,463人でした。
第3位 北海道(2,249か所)

北海道の温泉の源泉は2,249か所(利用している源泉1,284か所・利用していない源泉965か所)で、全国の8.1%です。湧出量は毎分189,888リットル(全国2位)、温泉地は226か所、温泉の宿泊施設の延べ宿泊利用人員は1,357万9,988人でした。
第4位 静岡県(2,185か所)

静岡県の温泉の源泉は2,185か所(利用している源泉1,163か所・利用していない源泉1,022か所)で、全国の7.8%です。湧出量は毎分109,955リットル(全国7位)、温泉地は118か所、温泉の宿泊施設の延べ宿泊利用人員は1,057万6,818人でした。
第5位 熊本県(1,339か所)

熊本県の温泉の源泉は1,339か所(利用している源泉728か所・利用していない源泉611か所)で、全国の4.8%です。湧出量は毎分129,598リットル(全国5位)、温泉地は55か所、温泉の宿泊施設の延べ宿泊利用人員は265万3,596人でした。
第6位 青森県(1,089か所)

青森県の温泉の源泉は1,089か所(利用している源泉550か所・利用していない源泉539か所)で、全国の3.9%です。湧出量は毎分139,808リットル(全国4位)、温泉地は120か所、温泉の宿泊施設の延べ宿泊利用人員は145万3,144人でした。
第7位 長野県(955か所)

長野県の温泉の源泉は955か所(利用している源泉636か所・利用していない源泉319か所)で、全国の3.4%です。湧出量は毎分106,110リットル(全国8位)、温泉地は193か所、温泉の宿泊施設の延べ宿泊利用人員は708万1,036人でした。
第8位 福島県(799か所)

福島県の温泉の源泉は799か所(利用している源泉418か所・利用していない源泉381か所)で、全国の2.9%です。湧出量は毎分76,291リットル(全国10位)、温泉地は122か所、温泉の宿泊施設の延べ宿泊利用人員は362万2,686人でした。
第9位 宮城県(740か所)

宮城県の温泉の源泉は740か所(利用している源泉409か所・利用していない源泉331か所)で、全国の2.7%です。湧出量は毎分28,178リットル(全国28位)、温泉地は39か所、温泉の宿泊施設の延べ宿泊利用人員は216万5,708人でした。
第10位 栃木県(633か所)

栃木県の温泉の源泉は633か所(利用している源泉445か所・利用していない源泉188か所)で、全国の2.3%です。湧出量は毎分61,243リットル(全国13位)、温泉地は66か所、温泉の宿泊施設の延べ宿泊利用人員は429万6,081人でした。
湧出量・温泉地数・宿泊利用人員で見ると
| 順位 | 湧出量(L/分) | 温泉地数 | 延べ宿泊利用人員 |
|---|---|---|---|
| 1 | 大分県(293,610) | 北海道(226か所) | 北海道(1,357万9,988人) |
| 2 | 北海道(189,888) | 長野県(193か所) | 静岡県(1,057万6,818人) |
| 3 | 鹿児島県(167,150) | 新潟県(135か所) | 長野県(708万1,036人) |
| 4 | 青森県(139,808) | 福島県(122か所) | 群馬県(592万5,649人) |
| 5 | 熊本県(129,598) | 青森県(120か所) | 大分県(549万5,869人) |
源泉の数と湧出量は大分県が群を抜いて多い一方、温泉地の数は北海道・長野県・新潟県が多く、温泉の宿泊施設に泊まった人は北海道・静岡県・長野県の順でした。源泉の数が多いことと、宿泊に使われる温泉地が多いことは同じではありません。全国の源泉のうち39.5%は利用されていない源泉です。
温泉の宿泊利用人員の推移(全国)

全国の温泉の宿泊施設の延べ宿泊利用人員は、2019年度(令和元年度)の1億2,652万9,082人から、2020年度は7,659万2,711人に減り、2024年度(令和6年度)は1億2,541万4,300人でした。前年度より3.9%増え、2019年度の99.1%まで戻っています。源泉の数は前年度より21か所少ない27,899か所でした。
47都道府県の一覧
| 順位 | 都道府県 | 源泉数 | 湧出量(L/分) | 温泉地数 | 延べ宿泊利用人員 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 大分県 | 5,094か所 | 293,610 | 63か所 | 549万5,869人 |
| 2 | 鹿児島県 | 2,735か所 | 167,150 | 87か所 | 213万6,463人 |
| 3 | 北海道 | 2,249か所 | 189,888 | 226か所 | 1,357万9,988人 |
| 4 | 静岡県 | 2,185か所 | 109,955 | 118か所 | 1,057万6,818人 |
| 5 | 熊本県 | 1,339か所 | 129,598 | 55か所 | 265万3,596人 |
| 6 | 青森県 | 1,089か所 | 139,808 | 120か所 | 145万3,144人 |
| 7 | 長野県 | 955か所 | 106,110 | 193か所 | 708万1,036人 |
| 8 | 福島県 | 799か所 | 76,291 | 122か所 | 362万2,686人 |
| 9 | 宮城県 | 740か所 | 28,178 | 39か所 | 216万5,708人 |
| 10 | 栃木県 | 633か所 | 61,243 | 66か所 | 429万6,081人 |
| 11 | 秋田県 | 616か所 | 79,766 | 104か所 | 144万1,551人 |
| 12 | 神奈川県 | 602か所 | 33,306 | 36か所 | 537万2,379人 |
| 13 | 新潟県 | 536か所 | 64,634 | 135か所 | 353万9,773人 |
| 14 | 岐阜県 | 506か所 | 68,270 | 55か所 | 350万9,965人 |
| 14 | 和歌山県 | 506か所 | 58,206 | 50か所 | 314万6,594人 |
| 16 | 群馬県 | 459か所 | 53,904 | 98か所 | 592万5,649人 |
| 17 | 兵庫県 | 443か所 | 46,371 | 78か所 | 474万2,639人 |
| 18 | 福岡県 | 422か所 | 53,956 | 46か所 | 157万1,522人 |
| 19 | 山形県 | 412か所 | 44,887 | 67か所 | 195万757人 |
| 20 | 山口県 | 404か所 | 21,739 | 40か所 | 149万7,757人 |
| 21 | 岩手県 | 393か所 | 111,915 | 81か所 | 183万9,235人 |
| 22 | 広島県 | 374か所 | 33,282 | 56か所 | 79万1,445人 |
| 23 | 鳥取県 | 363か所 | 17,664 | 15か所 | 111万3,316人 |
| 24 | 石川県 | 330か所 | 30,972 | 48か所 | 252万828人 |
| 25 | 山梨県 | 304か所 | 35,946 | 29か所 | 309万8,074人 |
| 26 | 島根県 | 267か所 | 33,320 | 41か所 | 121万9,750人 |
| 27 | 岡山県 | 221か所 | 21,830 | 32か所 | 68万3,138人 |
| 28 | 三重県 | 214か所 | 47,520 | 74か所 | 278万8,134人 |
| 29 | 長崎県 | 203か所 | 26,481 | 37か所 | 162万5,109人 |
| 30 | 香川県 | 200か所 | 9,962 | 28か所 | 125万3,690人 |
| 31 | 宮崎県 | 199か所 | 25,387 | 29か所 | 103万8,810人 |
| 32 | 愛媛県 | 192か所 | 18,019 | 37か所 | 155万3,354人 |
| 33 | 佐賀県 | 187か所 | 21,529 | 21か所 | 98万6,909人 |
| 34 | 大阪府 | 173か所 | 35,121 | 17か所 | 236万6,149人 |
| 35 | 富山県 | 169か所 | 29,181 | 61か所 | 106万5,840人 |
| 36 | 東京都 | 168か所 | 30,966 | 22か所 | 61万4,330人 |
| 37 | 福井県 | 158か所 | 7,347 | 38か所 | 120万8,819人 |
| 38 | 茨城県 | 157か所 | 22,704 | 39か所 | 80万7,618人 |
| 39 | 京都府 | 146か所 | 16,713 | 37か所 | 175万7,764人 |
| 40 | 千葉県 | 144か所 | 10,606 | 95か所 | 371万8,331人 |
| 41 | 愛知県 | 133か所 | 15,539 | 35か所 | 145万965人 |
| 42 | 埼玉県 | 117か所 | 15,530 | 31か所 | 83万2,181人 |
| 43 | 高知県 | 96か所 | 2,595 | 37か所 | 52万8,915人 |
| 44 | 滋賀県 | 86か所 | 11,126 | 27か所 | 118万8,173人 |
| 45 | 徳島県 | 82か所 | 7,313 | 25か所 | 45万3,168人 |
| 46 | 奈良県 | 77か所 | 6,864 | 34か所 | 75万8,293人 |
| 47 | 沖縄県 | 22か所 | 5,411 | 15か所 | 239万1,987人 |
よくある質問
- 温泉の源泉が一番多い都道府県は?
-
大分県で、5,094か所です(2025年3月末)。鹿児島県(2,735か所)、北海道(2,249か所)が続きます。
- 全国に温泉の源泉はいくつありますか?
-
27,899か所です(環境省「令和6年度温泉利用状況」)。そのうち利用している源泉は16,868か所です。
- 湧出量が一番多い都道府県は?
-
大分県で、毎分293,610リットルです。北海道(189,888リットル)、鹿児島県(167,150リットル)が続きます。
- 温泉に泊まる人が多い都道府県は?
-
温泉の宿泊施設の延べ宿泊利用人員は北海道(1,357万9,988人)、静岡県(1,057万6,818人)、長野県(708万1,036人)の順です(令和6年度)。
- 温泉地が一番多い都道府県は?
-
北海道で226か所です。長野県(193か所)、新潟県(135か所)が続きます。温泉地は、宿泊施設のある場所を数えています(環境省の表の区分)。
- データはどこで確認できますか?
-
環境省「温泉に関するデータ」(温泉利用状況)のページで、温泉利用状況(PDF)を誰でも見られます。本記事の47都道府県の値はCSVでも公開しています。
まとめ
温泉の源泉は大分県・鹿児島県・北海道が多く、湧出量も大分県が1位でした。温泉地の数は北海道、温泉に泊まった人は北海道が最も多く、温泉の宿泊利用は2019年度の水準に近づいています。インバウンド・パワーランキングでは、観光の資源も公的統計をもとに比べて公開していきます。
出典・データ
- 環境省「温泉に関するデータ」(温泉利用状況)
- 令和6年度温泉利用状況(PDF・2025年3月末現在)
- 温泉利用状況経年変化表(PDF)
- 照らした資料:環境省「令和6年度温泉利用状況」都道府県別の源泉総数・湧出量・温泉地数・年度延宿泊利用人員(公表:2026-03-19(ファイルの更新日))
- 照らした資料:環境省「温泉利用状況経年変化表」令和6年度の行(公表:2026-03-19(ファイルの更新日))
- このランキングの全データ(CSV)
更新・訂正の履歴
- 2026年10月23日:評価方法に、環境省の表で同じ値(源泉数)は同じ順位であることを書きました(数字と順位は変わりません)。
- 2026年10月25日:評価方法に「表の値の注意」を足しました。環境省の表では、富山県と全国の合計は、利用源泉数と未利用源泉数を足した数が源泉総数より1か所多くなっています(富山県 126+44=170・源泉総数169、全国 16,868+11,032=27,900・源泉総数27,899)。本記事は環境省の表の値のまま載せていて、数字と順位は変わりません。
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数字は公表元の資料と照らして確かめています(最終確認:2026年10月25日)。
公開:2026年10月25日

