2026年11月時点で最新の観光庁「宿泊旅行統計調査」の2025年の年間値(確定値・2026年7月6日公表)と2026年1〜8月の第2次速報値(8月分は2026年10月30日公表)をもとに、ホテル・旅館などの客室稼働率が高い都道府県をランキングにしました。1位は大阪府(78.6%)です。
観光庁の「宿泊旅行統計調査」(2025年・確定値)によると、全国の宿泊施設の客室稼働率は61.6%で、前年より2.0ポイント上がりました。都道府県別では大阪府が78.6%で最も高く、東京都(76.3%)、福岡県(72.1%)、愛知県(69.2%)、京都府(66.8%)が続きます。70%を超えたのは大阪府・東京都・福岡県の3都府県です。
宿泊施設のタイプ別では、ビジネスホテル(75.3%)とシティホテル(74.1%)が高く、旅館(38.2%)と簡易宿所(29.6%)は低めです。大阪府はビジネスホテル(82.9%)・シティホテル(79.4%)・簡易宿所(73.6%)の3つのタイプで全国で最も高い値でした。最も低い長野県(39.0%)は、ビジネスホテル(75.7%)・シティホテル(76.1%)は全国並みですが、旅館(27.2%)と簡易宿所(13.6%)が低くなっています。
ランキングの評価方法

- 出典:観光庁「宿泊旅行統計調査」の2025年1月~12月分(年の確定値)集計結果「第8表 年、月(12区分)、施設所在地(47区分及び運輸局等)、従業者数(4区分)、宿泊目的割合(2区分)別客室稼働率並びに…宿泊施設タイプ(6区分)別客室稼働率」の1〜12月の計。
- 指標:客室稼働率(%)は、利用客室数を総客室数(客室数に各月の日数を掛けたもの)で割った値です(観光庁の用語の説明)。宿泊施設のタイプ別(旅館・リゾートホテル・ビジネスホテル・シティホテル・簡易宿所)の値も同じ表です。
- 対象:旅館業法の営業許可を得たホテル・旅館・簡易宿所・会社・団体の宿泊所などで、観光庁が全国の宿泊施設(2025年の名簿は74,590施設)から選んだ施設の回答をもとに推計した値です。
- 確かめたこと:観光庁の報道発表資料(2026年7月6日)の「客室稼働率は全体で61.6%」「大阪府では全体の稼働率が78.6%と全国で最も高い値となった」、報告書の「大阪府で78.6%、東京都が76.3%、福岡県が72.1%」と、集計表の値が一致することを確かめました。47都道府県の値は、集計表のExcelを別の読み方で読み直して照らしています。
- 前年・2019年との比較:同じ観光庁の2024年と2019年の年の確定値の集計結果(第8表)の値との差(ポイント)です。
- 2026年の値:2026年1〜8月の各月の第2次速報値の第8表です。観光庁は2026年1月分から調査の区分を「従業者数」から「客室数」に変えており、前年との比較には見直しの影響が含まれる可能性があります(観光庁の注記)。速報値は年の確定値で改定されることがあります。
- 順位の付け方:観光庁の集計表(第8表)に出ている値(表示の桁)で順位を付けています。同じ値は同じ順位です。
- 注意:政府統計の数値は「政府標準利用規約(第2.0版)」に基づいて利用し、本サイトで加工・集計しています。
TOP10(客室稼働率)
| 順位 | 都道府県 | 客室稼働率 | 前年差 | ビジネスホテル | シティホテル | 旅館 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 大阪府 | 78.6% | +3.2ポイント | 82.9% | 79.4% | 49.0% |
| 2 | 東京都 | 76.3% | +1.2ポイント | 81.5% | 77.2% | 41.7% |
| 3 | 福岡県 | 72.1% | ±0.0ポイント | 77.8% | 72.4% | 31.3% |
| 4 | 愛知県 | 69.2% | +2.6ポイント | 75.4% | 72.4% | 30.8% |
| 5 | 京都府 | 66.8% | +4.0ポイント | 77.4% | 77.5% | 41.7% |
| 6 | 埼玉県 | 66.7% | +4.1ポイント | 75.2% | 78.2% | 21.1% |
| 7 | 神奈川県 | 66.2% | +4.4ポイント | 80.5% | 73.0% | 49.0% |
| 8 | 広島県 | 64.4% | +1.8ポイント | 76.3% | 73.8% | 35.0% |
| 9 | 千葉県 | 64.0% | +2.5ポイント | 73.5% | 77.0% | 42.6% |
| 10 | 北海道 | 61.2% | +1.4ポイント | 76.1% | 74.5% | 43.9% |

1〜10位の解説
第1位 大阪府(78.6%)

大阪府の宿泊施設の客室稼働率は78.6%で、全国(61.6%)を17.0ポイント上回りました。タイプ別ではビジネスホテル82.9%、シティホテル79.4%、旅館49.0%、簡易宿所73.6%です。ビジネスホテル・シティホテル・簡易宿所は全国で最も高い値です。2024年は75.4%、2019年は79.0%でした。
第2位 東京都(76.3%)

東京都の宿泊施設の客室稼働率は76.3%で、全国(61.6%)を14.7ポイント上回りました。タイプ別ではビジネスホテル81.5%、シティホテル77.2%、旅館41.7%、簡易宿所48.6%です。2024年は75.1%、2019年は79.5%でした。
第3位 福岡県(72.1%)

福岡県の宿泊施設の客室稼働率は72.1%で、全国(61.6%)を10.5ポイント上回りました。タイプ別ではビジネスホテル77.8%、シティホテル72.4%、旅館31.3%、簡易宿所44.8%です。2024年は72.1%、2019年は71.7%でした。
第4位 愛知県(69.2%)

愛知県の宿泊施設の客室稼働率は69.2%で、全国(61.6%)を7.6ポイント上回りました。タイプ別ではビジネスホテル75.4%、シティホテル72.4%、旅館30.8%、簡易宿所38.2%です。2024年は66.6%、2019年は68.8%でした。
第5位 京都府(66.8%)

京都府の宿泊施設の客室稼働率は66.8%で、全国(61.6%)を5.2ポイント上回りました。タイプ別ではビジネスホテル77.4%、シティホテル77.5%、旅館41.7%、簡易宿所52.0%です。2024年は62.8%、2019年は66.3%でした。
第6位 埼玉県(66.7%)

埼玉県の宿泊施設の客室稼働率は66.7%で、全国(61.6%)を5.1ポイント上回りました。タイプ別ではビジネスホテル75.2%、シティホテル78.2%、旅館21.1%、簡易宿所21.3%です。2024年は62.6%、2019年は70.2%でした。
第7位 神奈川県(66.2%)

神奈川県の宿泊施設の客室稼働率は66.2%で、全国(61.6%)を4.6ポイント上回りました。タイプ別ではビジネスホテル80.5%、シティホテル73.0%、旅館49.0%、簡易宿所20.8%です。2024年は61.8%、2019年は70.4%でした。
第8位 広島県(64.4%)

広島県の宿泊施設の客室稼働率は64.4%で、全国(61.6%)を2.8ポイント上回りました。タイプ別ではビジネスホテル76.3%、シティホテル73.8%、旅館35.0%、簡易宿所19.1%です。2024年は62.6%、2019年は69.3%でした。
第9位 千葉県(64.0%)

千葉県の宿泊施設の客室稼働率は64.0%で、全国(61.6%)を2.4ポイント上回りました。タイプ別ではビジネスホテル73.5%、シティホテル77.0%、旅館42.6%、簡易宿所23.7%です。リゾートホテルは全国で最も高い値です。2024年は61.5%、2019年は70.6%でした。
第10位 北海道(61.2%)

北海道の宿泊施設の客室稼働率は61.2%で、全国(61.6%)を0.4ポイント下回りました。タイプ別ではビジネスホテル76.1%、シティホテル74.5%、旅館43.9%、簡易宿所25.2%です。2024年は59.8%、2019年は65.3%でした。
宿泊施設のタイプ別に見ると
| タイプ | 全国 | 1位 | 2位 | 3位 |
|---|---|---|---|---|
| 旅館 | 38.2% | 香川県(54.0%) | 神奈川県(49.0%・同率2位) | 大阪府(49.0%・同率2位) |
| リゾートホテル | 56.9% | 千葉県(78.2%) | 大阪府(72.5%) | 沖縄県(66.6%) |
| ビジネスホテル | 75.3% | 大阪府(82.9%) | 東京都(81.5%) | 神奈川県(80.5%) |
| シティホテル | 74.1% | 大阪府(79.4%) | 埼玉県(78.2%) | 香川県(78.0%) |
| 簡易宿所 | 29.6% | 大阪府(73.6%) | 京都府(52.0%) | 東京都(48.6%) |
全国では、ビジネスホテル(75.3%)とシティホテル(74.1%)の客室稼働率が7割を超える一方、旅館(38.2%)と簡易宿所(29.6%)は半分を下回ります。観光庁の報告書によると、従業者数0〜9人の小さな宿泊施設の客室稼働率は35.6%で、10人以上の施設(70%台)より大きく低くなっています。旅館や小さな宿の多い県は、県全体の稼働率が低めに出やすいことに注意が必要です。旅館の1位は香川県(54.0%)、リゾートホテルの1位は千葉県(78.2%)でした。
前年・2019年(コロナ前)との比較

全国の客室稼働率は、2019年の62.7%から2020年・2021年は34.3%に下がり、2025年は61.6%まで戻りました。2019年より1.1ポイント低い水準です。都道府県別では、前年より上がったのが37都道府県、2019年を上回ったのが16府県でした。2019年からの上がり幅が大きいのは奈良県(+6.7ポイント)、青森県(+4.5ポイント)、栃木県(+4.5ポイント)、兵庫県(+4.4ポイント)、富山県(+3.1ポイント)です。
| 都道府県 | 2025年 | 2024年 | 2019年 | 2019年差 |
|---|---|---|---|---|
| 奈良県 | 50.9% | 46.2% | 44.2% | +6.7ポイント |
| 青森県 | 61.1% | 58.0% | 56.6% | +4.5ポイント |
| 栃木県 | 55.2% | 53.0% | 50.7% | +4.5ポイント |
| 兵庫県 | 61.1% | 56.9% | 56.7% | +4.4ポイント |
| 富山県 | 55.5% | 54.5% | 52.4% | +3.1ポイント |
| 宮城県 | 60.2% | 57.6% | 57.5% | +2.7ポイント |
| 三重県 | 57.6% | 52.4% | 55.0% | +2.6ポイント |
| 山口県 | 57.0% | 58.1% | 54.8% | +2.2ポイント |
| 和歌山県 | 48.4% | 42.6% | 46.5% | +1.9ポイント |
| 新潟県 | 46.1% | 45.5% | 44.3% | +1.8ポイント |
2026年に入ってからの客室稼働率(速報)
| 月 | 2026年(全国) | 2025年(全国) | 差 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 52.7% | 54.6% | -1.9ポイント |
| 2月 | 59.6% | 60.4% | -0.8ポイント |
| 3月 | 59.4% | 61.1% | -1.7ポイント |
| 4月 | 59.1% | 61.4% | -2.3ポイント |
| 5月 | 61.0% | 61.7% | -0.7ポイント |
| 6月 | 57.2% | 58.8% | -1.6ポイント |
| 7月 | 61.0% | 61.2% | -0.2ポイント |
| 8月 | 64.6% | 65.7% | -1.1ポイント |
2026年1〜8月の全国の客室稼働率(第2次速報値)は、どの月も2025年の同じ月を0.2〜2.3ポイント下回りました。8月の都道府県別では福岡県(75.2%)、富山県(72.9%)、大阪府(72.9%)が高くなっています。2026年は調査の区分が変わっているため、前年との差は見直しの影響を含む可能性があります。
47都道府県の一覧
| 順位 | 都道府県 | 客室稼働率 | 前年差 | 2019年差 | ビジネスホテル | シティホテル | 旅館 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 大阪府 | 78.6% | +3.2ポイント | -0.4ポイント | 82.9% | 79.4% | 49.0% |
| 2 | 東京都 | 76.3% | +1.2ポイント | -3.2ポイント | 81.5% | 77.2% | 41.7% |
| 3 | 福岡県 | 72.1% | ±0.0ポイント | +0.4ポイント | 77.8% | 72.4% | 31.3% |
| 4 | 愛知県 | 69.2% | +2.6ポイント | +0.4ポイント | 75.4% | 72.4% | 30.8% |
| 5 | 京都府 | 66.8% | +4.0ポイント | +0.5ポイント | 77.4% | 77.5% | 41.7% |
| 6 | 埼玉県 | 66.7% | +4.1ポイント | -3.5ポイント | 75.2% | 78.2% | 21.1% |
| 7 | 神奈川県 | 66.2% | +4.4ポイント | -4.2ポイント | 80.5% | 73.0% | 49.0% |
| 8 | 広島県 | 64.4% | +1.8ポイント | -4.9ポイント | 76.3% | 73.8% | 35.0% |
| 9 | 千葉県 | 64.0% | +2.5ポイント | -6.6ポイント | 73.5% | 77.0% | 42.6% |
| 10 | 北海道 | 61.2% | +1.4ポイント | -4.1ポイント | 76.1% | 74.5% | 43.9% |
| 11 | 青森県 | 61.1% | +3.1ポイント | +4.5ポイント | 73.1% | 60.4% | 41.8% |
| 11 | 兵庫県 | 61.1% | +4.2ポイント | +4.4ポイント | 79.3% | 72.2% | 40.0% |
| 13 | 沖縄県 | 60.3% | +5.4ポイント | -4.4ポイント | 77.2% | 68.2% | 43.6% |
| 14 | 宮城県 | 60.2% | +2.6ポイント | +2.7ポイント | 69.5% | 68.9% | 46.7% |
| 15 | 岡山県 | 59.2% | +1.0ポイント | -2.7ポイント | 74.9% | 60.5% | 21.2% |
| 16 | 熊本県 | 58.9% | +2.9ポイント | -1.8ポイント | 73.8% | 77.2% | 41.9% |
| 17 | 香川県 | 58.4% | +5.5ポイント | -0.9ポイント | 69.7% | 78.0% | 54.0% |
| 18 | 三重県 | 57.6% | +5.2ポイント | +2.6ポイント | 73.4% | 73.1% | 39.8% |
| 19 | 愛媛県 | 57.2% | +2.0ポイント | +1.1ポイント | 68.4% | 62.8% | 48.0% |
| 20 | 石川県 | 57.1% | -9.7ポイント | -2.7ポイント | 72.0% | 69.7% | 35.2% |
| 21 | 山口県 | 57.0% | -1.1ポイント | +2.2ポイント | 66.7% | 60.2% | 42.1% |
| 22 | 長崎県 | 56.3% | +2.9ポイント | +1.2ポイント | 70.5% | 72.1% | 39.8% |
| 23 | 岐阜県 | 56.0% | +4.8ポイント | -2.0ポイント | 71.7% | 66.7% | 41.5% |
| 23 | 静岡県 | 56.0% | +1.4ポイント | -3.1ポイント | 72.6% | 68.3% | 42.4% |
| 25 | 富山県 | 55.5% | +1.0ポイント | +3.1ポイント | 68.1% | 71.0% | 33.6% |
| 26 | 栃木県 | 55.2% | +2.2ポイント | +4.5ポイント | 74.7% | 67.5% | 44.9% |
| 27 | 岩手県 | 54.9% | +1.4ポイント | -0.8ポイント | 71.3% | 68.9% | 36.8% |
| 28 | 大分県 | 54.4% | +0.8ポイント | ±0.0ポイント | 64.9% | 71.0% | 43.3% |
| 29 | 島根県 | 54.2% | -1.3ポイント | -1.1ポイント | 67.7% | 68.8% | 41.2% |
| 30 | 茨城県 | 54.1% | -1.0ポイント | -5.4ポイント | 70.4% | 66.6% | 33.2% |
| 30 | 宮崎県 | 54.1% | +3.0ポイント | -1.0ポイント | 63.8% | 58.6% | 43.1% |
| 32 | 滋賀県 | 53.2% | -1.9ポイント | -0.5ポイント | 67.6% | 72.4% | 36.5% |
| 33 | 徳島県 | 52.6% | +4.0ポイント | +0.6ポイント | 66.4% | 55.9% | 26.9% |
| 34 | 佐賀県 | 52.4% | +1.0ポイント | -5.6ポイント | 73.9% | 69.4% | 37.7% |
| 35 | 鳥取県 | 52.2% | +1.9ポイント | -0.4ポイント | 68.5% | 67.1% | 45.3% |
| 36 | 鹿児島県 | 51.6% | -0.6ポイント | -4.4ポイント | 68.9% | 60.1% | 35.7% |
| 37 | 奈良県 | 50.9% | +4.7ポイント | +6.7ポイント | 69.3% | 69.0% | 33.4% |
| 38 | 山形県 | 50.3% | +1.0ポイント | -0.9ポイント | 69.0% | 58.2% | 40.2% |
| 39 | 福島県 | 49.2% | +4.8ポイント | -2.6ポイント | 61.3% | 46.8% | 37.1% |
| 40 | 高知県 | 48.6% | +2.2ポイント | -2.5ポイント | 68.1% | 70.8% | 36.0% |
| 41 | 和歌山県 | 48.4% | +5.8ポイント | +1.9ポイント | 62.7% | 68.4% | 36.7% |
| 42 | 秋田県 | 48.3% | -0.4ポイント | -4.2ポイント | 67.8% | 49.7% | 36.2% |
| 43 | 群馬県 | 46.8% | +2.7ポイント | -7.3ポイント | 71.8% | 53.6% | 45.9% |
| 44 | 福井県 | 46.2% | -1.7ポイント | -4.7ポイント | 74.0% | 56.0% | 26.8% |
| 45 | 新潟県 | 46.1% | +0.6ポイント | +1.8ポイント | 64.9% | 62.3% | 28.4% |
| 46 | 山梨県 | 43.8% | +1.0ポイント | -3.7ポイント | 73.2% | 50.2% | 34.4% |
| 47 | 長野県 | 39.0% | -0.6ポイント | -0.2ポイント | 75.7% | 76.1% | 27.2% |
よくある質問
- ホテル・旅館の客室稼働率が一番高い都道府県は?
-
大阪府で、2025年の客室稼働率は78.6%です。東京都(76.3%)、福岡県(72.1%)が続きます(観光庁「宿泊旅行統計調査」2025年確定値)。
- 全国の平均はどのくらいですか?
-
全国の宿泊施設の客室稼働率は61.6%で、前年より2.0ポイント上がりました。2019年(62.7%)より1.1ポイント低い水準です。
- ホテルの種類で違いますか?
-
違います。全国ではビジネスホテル75.3%、シティホテル74.1%、リゾートホテル56.9%、旅館38.2%、簡易宿所29.6%です。
- 客室稼働率が低い都道府県は?
-
2025年は長野県(39.0%)、山梨県(43.8%)、新潟県(46.1%)の順に低くなっています。旅館や簡易宿所など、稼働率が低めのタイプの施設が多いと県全体の値も低く出ます。
- 2026年はどうですか?
-
2026年1〜8月の全国の客室稼働率(第2次速報値)は、どの月も前年の同じ月を下回りました。8月は64.6%(2025年8月は65.7%)です。2026年1月分から調査の区分が変わっている点に注意が必要です。
- 客室稼働率とは何ですか?
-
宿泊施設の客室のうち、実際に使われた客室の割合です。観光庁の報告書は「利用客室数を総客室数で除して算出したもの」とし、総客室数は「客室数に各月の日数を乗じて算出したもの」としています。
- データはどこで確認できますか?
-
観光庁「宿泊旅行統計調査」のページで、年の確定値の集計結果(Excel)と報道発表資料(PDF)を誰でも見られます。本記事の47都道府県の値はCSVでも公開しています。
まとめ
2025年の客室稼働率は大阪府(78.6%)・東京都・福岡県の順に高く、全国は61.6%でした。都市部のビジネスホテル・シティホテルは7〜8割が埋まる一方、旅館や小さな宿の多い地域は低めです。2026年に入ってからは、全国の値が前年の同じ月をやや下回っています。インバウンド・パワーランキングでは、観光庁の統計をもとに宿泊の動きを都道府県ごとに続けて公開していきます。
出典・データ
- 観光庁「宿泊旅行統計調査」
- 宿泊旅行統計調査 2025年1月~12月分(年の確定値)集計結果(Excel)
- 宿泊旅行統計調査(2025年・年間値(確定値))報道発表資料(PDF・2026年7月6日)
- 宿泊旅行統計調査 2025年1月~12月分(年の確定値)報告書(PDF)
- 同 2024年1月~12月分(年の確定値)集計結果(Excel)
- 同 2019年1月~12月分(年の確定値)集計結果(Excel)
- 同 2026年8月分(第2次速報値)集計結果(Excel・2026年10月30日)。1〜7月分も同じページ
- 照らした資料:観光庁「宿泊旅行統計調査 2025年1月~12月分(年の確定値)集計結果」第8表(年計) 客室稼働率(公表:2026-07-06)
- 照らした資料:観光庁「宿泊旅行統計調査(2025年・年間値(確定値))報道発表資料」p.2 客室稼働率(公表:2026-07-06)
- 照らした資料:観光庁「宿泊旅行統計調査 2024年・2019年(年の確定値)集計結果」第8表(年計)(公表:2025-06-27(2024年)・2020-06-30(2019年))
- 照らした資料:観光庁「宿泊旅行統計調査 2026年1〜8月分(第2次速報値)集計結果」第8表(各月)(公表:2026-10-30(8月分))
- このランキングの全データ(CSV)
更新・訂正の履歴
- 2026年10月23日:10位の北海道の説明の「全国(61.6%)を-0.4ポイント上回りました」を「0.4ポイント下回りました」に訂正しました。タイプ別の上位で、旅館の神奈川県と大阪府(ともに49.0%)を同率2位にし、評価方法に「同じ値は同じ順位」を書きました。
- 2026年10月26日:よくある質問「客室稼働率とは何ですか?」で、観光庁の説明をかぎかっこで言いかえて書いていたので、報告書の用語の説明の文のとおりに直しました。「照らした資料」の2024年・2019年の集計結果の公表日を、それぞれの確定値の公表日(2025年6月27日・2020年6月30日)に直しました(前は2025年の確定値の公表日を書いていました)。数字と順位は変わりません。
- 2026年11月1日:観光庁「宿泊旅行統計調査」の2026年8月分(第2次速報値)の公表に合わせ、2026年の値を1〜8月に延ばしました。
- 2026年11月2日:導入の1文目の「2026年10月時点で最新の」を、数字を公表元と照らした最終確認の月に合わせて「2026年11月時点で最新の」に直しました(2026年11月2日に、公表元にこれより新しい版が無いことを確かめました)。数字と順位は変わりません。
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公開:2026年11月2日

